「知りたいことのおおよそ半分は、ネットや本で調べれば、わかることだ。どこにも載っていないもう半分を知る為には…自分で考え出すか、経験するしかない。」
『宇宙兄弟』真壁ケンジの言葉です。
現代を生きる私達は、平安時代の人が生涯で受け取る情報量と、同じ情報量を1日で受けています。
情報量が増える事はポジティブな事も、多いです。
しかし、情報量が増える事と幸せが直結しない事も、人の奥深い所です。
私は、情報量と行動力は、反比例するのではないかという説を考えています。
もちろん、一概に言う事は出来ませんが、情報量が多い人程、どのような事も知った気になってしまい、行動力が少なくなっていくという仮説です。
お金の最も有効な使い方、そして、必ずリターンが得られる使い方は、経験にお金を使う事です。
物を買っても、その物は、あなたの魅力を上げてくれるわけではありません。
しかし、経験の為にお金を使えば、その経験は、あなたの魅力を上げてくれます。
動物園や博物館、遊園地等に出掛けると、親子連れをよく見かけます。
子どもと一緒に、動物園や博物館、遊園地等、様々な場所に出掛け、様々な経験をする機会を提供する事は、素晴らしい事です。
そして、動物園や博物館、遊園地等に出掛ける道中も、子どもにとっては貴重な経験となります。
私は、幼い頃から動物や地図が大好きでした。
その為、図鑑を見て動物園に連れていってもらうという過程を繰り返し、また、地図を見て知らない場所に連れていってもらうという過程を繰り返す事で、理科や社会等の勉強をほとんどしなくても、良い成績を取る事が出来ました。
子どもと一緒に出掛ける事は、株や為替、投資信託以上にリターンの可能性が高い投資です。
そして、子どもが動物園や博物館、遊園地に行き、楽しむ為に有効な方法は、親が子ども以上に楽しむ事です。
今日も、物を買うのではなく、経験の為にお金を使っていきましょう。