健康保険組合の2割が解散予備軍という発表がありました。
健康保険財源は、加入者のために使われているのではなく、ほとんどを高齢者医療に使われています。
私自身会社でも、個人でも多額の健康保険を支払っていますが、数年間ほとんど健康保険を利用したことがありません。
現在の健康保険は、支払っている側と使っている側の不公平感が大きいです。
私は、国民皆保険は辞めた方がいいと考えています。
国民皆保険を辞め、それぞれが自らが選択する民間の医療保険に入るのはいかがでしょうか。
負担割合から、保証割合まで自らがコーディネートをし、医療保険をデザインしていくイメージです。
そうすることで、保険を日本の成長産業にできるのではないでしょうか。
元々日本人は、保険が好きです。保険を成長産業にすることは、日本人の適正にも合っているし、在庫がいらない分資源の少ない日本にとっても勝てる土俵です。
そして、その産業を海外に輸入し、儲けていく。私は、このようなビジョンを描いています。
これは、社会保障2.0の1つですが、今後の日本を描くためには社会保障を新しくデザインしていく必要があるように思います。