私の中のEURO

 ワールドカップより、EUROの方が面白いというのが、私の意見です。

 フットボールの質や、その後のフットボール界への影響等は、ワールドカップよりも、EUROの方が魅力的であるとともに、大きいです。

 12歳の時に観たEURO2000の記憶は、現在でも鮮明に覚えており、EURO2000以降フットボールを、個人の活躍ではなく、戦術として観ることが出来るようになりました。

 現在でもカルチョファンの語り草であるイタリアVSオランダや、ポルトガルVSイングランド、フランスVSスペイン等は、ビデオが擦り切れる程何十回も観てきました。

 その時の選手であったペップやジダン等が現在監督となり、フットボールに新たな問いを示している事を考えると、感慨深いです。

 その後のEURO2004は、現在まで続くフットボールの礎を築いた大会でした。

 この大会で、スターへの扉を開いたロナウドやロッベン、ルーニー等が、その後のフットボールの中心となり、現在までロナウドは主役であり続けています。

 そういう意味で、EURO2020は、新しいフットボールの礎を築く大会になることを期待しています。

 今日から開催されるEURO2020の開幕戦は、イタリアVSトルコです。

 セリエAオールスターVSチャルハノールという構図は、カルチョファンにとっては、興奮必至です。

 バッジョのPK失敗や優勝したと思ったら予選敗退で大会出場が叶わない等、アズーリ程、人の心を惹きつける代表は、ありません。

 ユーロ予選全勝やネーションズリーグもオランダ、ポーランド、ボスニアヘルツェゴビナが同居するグループから決勝トーナメント進出を決める等、アズーリらしからない安定した成績に、逆に不安を感じてしまいます。

 チームメンバーを見ると、フランスとイングランドが頭一つ抜けていますが、私はアズーリを応援しています。

 普段クラブでは敵同士である選手が味方であり、普段クラブでは味方同士である選手が的である。これがEUROの醍醐味です。

 仮に、アズーリが開幕戦で負けても、それもイタリアであると笑い飛ばせる事が出来るのも、イタリアの魅力です。