税金の世界では、サラリーマンが1番お人好しとされています。
サラリーマンは、増税されても文句を言わないからです。
なぜ、文句を言わないのでしょうか?
それは、給料から税金が天引きされているからです。
天引きされているということは、税金は自動的に支払われているのです。
これに対し、経営者は年間の所得を計算して申告し、自身の手持ちのお金から税金を支払わなければなりません。
このように、経営者は一旦自身のものになったお金を、税金のために差し出さなければなりません。
経営者の方が、税金に対する負担感や抵抗感は、必然的に大きくなります。
以上のことから、税に対する意識が、サラリーマンと経営者では大きく異なります。
そして、国は今後、文句を言わないサラリーマンから税を大きく取っていくのではないでしょうか。