種子島

 鉄砲を始めて輸入したのは種子島の大名であったと言います。
鉄砲2丁を購入するために1億円ものお金を支払ったようです。
 では、なぜ2丁購入したのでしょうか?
1つは使うため、1つは解体するためです。
 鉄砲を解体し、自分達で生産しようとしたのです。
1年後、当時の日本人は、見事に自らの力で鉄砲を生産しました。
 同じ頃、スペイン人が南米に鉄砲を輸入していました。
しかし、南米の人達は、自らの力で鉄砲を生産しようとはしませんでした。
 その後、南米はスペインを始めとするヨーロッパ諸国の植民地となってしまいました。
日本が植民地にならなかったのは、鉄砲を生産しようとした日本人の行動力による所があったのかもしれません。