織田家の組織

2017/09/19

　織田信長の家臣というのは、現在のサラリーマンのような組織のなかで生きていました。
秀吉のような農民出身者でも、能力があれば、昇給することができました。封建制度のなか、このようなことは異例でした。
　そして、秀吉・光秀・勝家等、有名な武将も長らく領地を与えられませんでした。
この時代、優秀な家臣には領地を与えるという常識からはかけ離れた待遇でした。
　織田の家臣には、織田会社から給与が支給され、織田会社に経費請求をすることも可能でした。
そのため、秀吉の家臣と思われている竹中半兵衛等も信長の家臣扱いでした。
　この組織は、現在の会社と同じようなものです。
当時の常識を覆し、より合理的で結果を出せる組織作りに取り組んだ信長には学ぶところが多いです。