自分とは現在位置

 「自分のやりたいことがわからない。」と言う人がいます。  こういう人の主張は理解できる部分もありますが、自分という存在に縛られているだけなのではないかと思います。  果たして、自分とはそこまで大切にすべきものなのでしょうか。  自分という存在について考えを巡らせていると、数年前に読んだ本に「自分とは現在位置である。」と書かれていたことを思い出しました。  自分とは現在位置であるのだから、その自分に不満があったら動き出せばいいのです。  動き出せば、現在位置は変わります。  もちろん、良くなることばかりではなく、悪くなることもあります。  それでも、動き出さなければ現在位置を変えることはできません。  「自分とは現在位置である。」  自分という存在に悩んだら、動き出せばいいのです。