「廻は、変じゃないよ。ママは、そう思うんだ。」
「だよねママ。絶対アイツらが間違ってる。」
「んー間違ってはないよ。ケンカはダメだけど‥廻には感じられるコトが‥その子らには感じられないだけだ。」
「じゃあどーすればいいの?おれは一緒にサッカーやりたいだけだよ。ゲームより、ずっと楽しい。」
「はは偉いね。廻は。自分の信じたいモノがあるって素敵なコトだよ。それを信じて生きればいい。大人になっていくとね、みんな‥信じたいのに、信じられなくなる。それで聞こえないフリをしてるうちに、自分の声は本当に聞こえなくなる。」
「廻が信じようとしてるのは、そのくらい儚くて大事なモノー‥それは自分の心の中にあるかいぶつの声だ。ママもね、ずっとその声を信じてるの。」
『ブルーロック』蜂楽廻の母と蜂楽廻の子ども時代の会話です。
人生の幸福度の50%は遺伝子で決まっていると聞いたら、あなたは信じるでしょうか?
私は、信じます。
幸せな親が、幸せな子どもを育てるというのが、私の持論です。
子育てをしていて、親が最初に犠牲にしてしまうのが、自分の幸せです。
自分の幸せを犠牲にし、そこで不満を溜め込み、笑顔をなくしたり、愚痴ばかり言うような親になってしまうと、それが子どもの心の習慣になってしまいます。
幼い子どもの口癖や口調が、親に似るとはよく言われます。
子どもの幸せの為にこそ、親は自分の時間を作りましょう。
その時間を、勉強するもよし、推しに捧げるもよし、読書をするもよし、親こそ、自分の時間を作るべきです。
親の心に余裕がなければ、育つ子どもも余裕のない子どもになってしまいます。
親だからといって、子ども最優先の時間が無制限である必要はありません。
子どもやパートナーに「ママの時間を認めてくれて、ありがとう」といえる環境を作っていきましょう。
そんな幸福感から生まれる親の笑顔は、子どもの笑顔に繋がります。