自立の意味

 自立という言葉を誤解している人は多いのではないでしょうか。
介護保険法においても、「自立した日常生活を送ることができるよう」と記載されています。
 自立とは、誰にも頼ることなく生きられる状態のことではありません。
そもそも、誰にも頼ることなく生きられる人等、存在しません。
 現実的な自立とは、依存する先が複数に分散されることです。
1つの依存先に集中している状態から自由になることです。
 自立が進んでおらず、1つの依存先しかないと個人は依存先に対する交渉力を失います。
これは、依存先の言いなりということです。
 自立を依存する先が複数に分散されることという理解をすることにより、親と子どもの関係、自分と会社との関係、子どもと親との介護関係等において、間違った方向に進むことを止められると思います。