誰しも、人を裏切った経験、または裏切られた経験があることでしょう。
裏切りには、2通りあります。
1つは、裏切るべくして、裏切る方法です。
これは、相手は故意であり、また、こちら側にも非があることが多く、致し方ない部分もあります。
もう1つが、裏切るつもりではなかったのに、結果的に裏切っていたというものです。
裏切りの多くが、こちら側に当てはまります。
仕事においては日常茶飯事でしょうし、小学生位から友人関係ではこの連続です。
そして、大切なことは裏切られた側からすると、どちらの方法でも裏切られたことに変わりがないという事実です。
むしろ、後者の方が当人に裏切った自覚がないことが多い為、裏切られた事実が頭から離れないかもしれません。
仕事をしていれば、嘘や方便が必要な場合もあります。
また、こちらを選択するということは、あちらを選択しないことでもあります。
これだけのことでも、相手は裏切りと感じてしまうかもしれません。
そのようなことを考えていては、身動きが取れなくなってしまいます。
なので、そこまで神経質になる必要はありませんが、頭の片隅に入れておくだけで、無駄な労力を懸ける機会が減少するのではないかと思います。