コロナウイルスによる過度な警戒や、経済打撃、ティッシュやトイレットペーパーが消える等の現象は、コロナウイルスが見えないから起こっているのではないでしょうか。
人は、目に見えないものを恐れる習性があります。スポーツの試合前、相手選手がとても強そうに見える現象と同じです。
その反面、見えないからこそ、実績以上に神格化されているものも多いです。
西郷隆盛が、現代においても人気が高いのは、写真が1つも残ってないからではないでしょうか。写真がないからこそ、「きっと、西郷はこうだ。」と美化され続けることが可能となります。そうでなければ、西郷の実績と人気が比例している説明がつきません。
また、西郷に関わらず、憧れの人には逢わないことをお勧めします。私も、大学時代、憧れの人に何度か会い、話すこともありました。しかし、自らが描いた憧れの姿の方が、現実よりも魅力的であり、実際に逢うとそのギャップにがっかりしてしまうものです。憧れは、憧れのまま心に残しておく方が、長く付き合うことができます。
コロナウイルス騒動から、「見えないものに想像はかき足される。」という人の習性を再度確認することができます。