「ラカゼット、何気なくチェンジサイドしてましたけど、スーパーですね。」
良い試合であるかどうかは、解説により、決定するといっても過言ではありません。少なくとも、私の中ではそうです。どんなに試合内容が良くても、解説が駄目であると途中で観ることを辞めてしまいます。
その意味では、昨シーズンのベストは、川勝さん解説のパリVSユナイテッドでした。距離感をテーマにパリの中盤を解説する様子は、聴いていて胸躍りました。今シーズンは、先日の川勝さん解説のチェルシーVSアーセナルのビッグロンドンダービーです。
「敵の見えない所から、現れるアスピリクエタの飛び出しの巧妙さ。」「カンテが交代したことにより、その役割をアスピリクエタが実践している。」等、多くのフットボール選手や監督、そして解説者であれば、気づかないであろう所に気づき、それを日本中のフットボールファンに届ける言葉には、大きな価値があります。
フットボールを試合を観て学ぶことも大切ですが、解説を聴き、学ぶこともそれ以上の価値があるのではないでしょうか。
ボディメイクにパーソナルトレーナーが浸透してきているように、フットボールにおいてもパーソナルトレーナーをつけてみてもいいのではないかと感じます。そうしなければ、無能な指導者により、多くの才能が潰されてしまいます。