話すこと、聞くこと、そして司会

 私は、時間とお金と労力を掛けて話すこと、聞くこと、司会の練習を積む必要があるように感じています。

 話すことは、意識する人が多いです。上手く話せなかった等、すぐに自分でも実感出来る上に、世の中には話し方の本や動画で溢れています。

 また、聞くことも最近取り上げられることも多くなってきました。しかし、聞くことに対して、能力向上を図る為に考え、動くことが出来ている人は少ないように感じます。話す事と異なり、聞くことに対しては、上手く聞くことが出来なかったとは感じにくく、聞いていたことよりも、自分が話していたことに記憶は偏りがちです。

 さらに、司会に関しては、意識を向けている人は少ないように感じます。しかし、会議等においては、司会が司会の役割を果たすことが出来ないと、話すことも聞くことも出来ず、会社で繰り返されている無駄な会議が続くだけになってしまいます。無駄な会議だなと感じたことを思い出すと、司会が司会の役割を果たせていなかったことが共通しています。

 私は、99%の会議は無駄であると思っていますし、会社を起業した理由の1つに会議をしたくないからを挙げています。

 それでも、相手の会社の都合であったり、取り決め等により、会議をせざるを得ない場面も生じてしまいます。その会議を無駄なものにしない為に、仕事をする人であれば、誰もが司会の練習をしておくべきです。司会が機能していれば、会議は有効なものとなります。これまでの日本の会議が無駄であったのは、司会が司会の役割を果たすことが出来ていなかったことが大きいと感じています。

 売れ続けている芸人は、話すことだけではなく、聞くことも出来、さらには司会も出来ます。長く売れ続ける為には、この3つを使いこなす技術が必要となります。

 話すこと、聞くこと、司会に時間とお金を労力を掛け、実践し、振り返り、練習する、このサイクルが仕事をする人には必須であるように感じます。