語り

 大学の時、バイト先の50代位の男性からよく語られたことを覚えています。
聞いてもないのに自らの恋愛観を語ってくれたり、求めてもないのに恋愛のアドバイスをしてきたりしてくれました。
 そして、職場の愚痴を嫌という程、聞かされました。
その時は、食事をおごってくれたので話を聞いていましたが、今となってはいい経験だったと感じています。
 すごいなと思うのは、ただのバイトの私の将来を誰よりも心配し、応援してくれていたことでした。
客観的に見ると、そんな自分に酔っていただけにも見えましたが・・・。
 年齢・価値観等が全く異なる人と何時間も時間を共有できたという事は、その後の仕事にも役立ちました。
あの人はまだ仕事を続けているのかな?時間を作り、報告に行きたくなりました。