豊島区役所に行き、漱石を感じる

2019/01/16

　豊島区役所は、1階～10階まで区役所であり、その上はタワーマンションとなっています。
　豊島区役所付近の東池袋は再開発が進んでおり、今後も商業施設やタワーマンションが次々と建設されていきます。
　そういえば、豊島区を絶滅可能都市と言っていたのは誰なのでしょうか。
　その区役所の近隣に雑司ヶ谷霊園があります。
　雑司ヶ谷霊園は、東京4大霊園の1つであり、古くは徳川家光や徳川吉宗とも縁がある霊園です。
　この霊園に眠る著名人筆頭は、夏目漱石でしょう。
　先日漱石の墓を訪れると、墓の近くに猫がいました。
　20歳の頃、『吾輩は猫である』の物語の始まりの斬新さや漱石が扱う日本語の美しさに感動したことを覚えています。
　週に何度も足を運ぶ、豊島区役所に行く度に漱石を感じることができるのはこの上ない贅沢です。