身体が欲した時に好きな物を食べることが最善の食事である

 大学時代お世話になった教授より、「私の授業に参加する者は必ず朝食を食べてくるように。」と言われました。
 理由を聞くと「朝食を食べなければ頭がまわらないから。」と答えました。
 私は喉元まで「そうではなくて・・・。」という言葉が出かけましたが、辞めました。
 私が知りたかったのは朝食がどのように脳や身体に作用し、どのような効果が期待できるのかという具体的なことでした。
 それから、12年経過し、最近はビジネス書でも食事に関する書籍が増えています。
 成功者達の関心は、食や運動に向いているように感じます。 
 それもそのはず、成功者が元気な状態で脳や身体を使えることができれば継続して富を生み出すことができるからです。
 元気な脳や身体を維持していく為に、その元となる食事に関心が向くという何とも単純な話です。
 また、風邪をひくと無理にでも食事をさせようとする人がいます。
 風邪をひくと食欲はなくなります。これは身体がウイルスとの闘いに集中しており、他の仕事を増やさないようにするためです。
 風邪をひいたら無理に食事をせず、寝ることが最も大切です。
 また、私はランチは1人で食べてこそ大人であると感じており、1人ランチを提唱しています。
 その理由の1つに集団でランチに行くと自らが本当に食べたい物ではない物を食べることになるからです。
 ラーメンを食べたくなくても食べなければならなくなり、ハンバーガーを食べたくなくても食べなければならなくなります。
 1年間で約200食も本当に食べたくない物を食べ続けるような人が成功できるとは到底思えません。
 必ず朝食を食べる必要はないし、風邪の時に食事を無理にする必要はないし、他人に合わせ食事をし続ける必要もありません。
 「その時に1番食べたい物を食べたいタイミングで食べる。」これがあなたの身体にとって最も有効な食事方法であると思います。