近現代史

 私は、中学・高校の社会という科目について、意見を持っています。
それは、もっと近現代史に時間をかけるべきというものです。
 近現代史とは、幕末から現代にかけての時代を指します。
つまり、開国から、第一次、第二次世界大戦を経て、現在日本に至るまでのことです。
 中学生、高校生と話をしていると、近現代史に対する理解不足に驚くことがあります。
「特攻隊」「原爆」等の言葉を知らない子も多数います。
 もちろん、全ての子が近現代史を詳細に知る必要はないと思います。
そこは、それぞれの興味・関心の問題です。
 しかし、中学・高校側には、近現代史に興味を持つ扉を開いてほしいと思います。
たしかに、近現代史以前の歴史にも、学ぶべきところは多数あります。
 ただ、社会という限られた授業時間のなかでは、近現代史以前の歴史を省いても、近現代史に授業時間を割くべきだと思います。