迷う龍馬

 坂本龍馬は、西郷隆盛や桂小五郎のような典型的な武士ではありません。
武士の迷いは、武士のなかでどう生きるかというものです。
 龍馬は、どのように生きるか迷っていました。
10代後半から20代後半までの龍馬は、ずっと迷っていました。
 迷ったなかで進むべき道が違うため子どもの頃からの友達とも別れ、故郷土佐も捨て脱藩しました。
この龍馬の迷いは、現在普通に生きる私達と似たような迷いです。
 龍馬に惹かれる1つには、この私達と同じような迷いがあるのではないでしょうか。