運の良し悪しは、運の悪い時にこそみられる

 私は、生まれながらに、人の運の大きさは決まっていると考えています。

 バフェットの能力の輪同様、自らの運の大きさを理解し、考え、行動することが大切です。

 自分よりも運の大きい人に対し、マイナスな言動をすることは危険です。

 その後、直接その人から手を下されなくても、マイナスな言動をした人や組織は消滅していきます。これは、自然の摂理であり、人が抗うことは出来ません。私自身、そのような現場を何度も見てきました。

 さらに、運の大きさこそ違えど、誰もが運の良い時期があります。その時は、運が良い状態なので、あまり評価出来ません。

 運の良し悪しが顕著にみられるのは、運の悪い時です。

 運の悪い時でも、運の大きい人は、ふて腐れたりせず、淡々と準備を進め、復活してきます。成功者には、左遷やリストラにあった経験がある人が多いことも頷けます。

 運の大きさを理解すること、運の良し悪しは運の悪い時にこそみられる、この2点を理解し、考え、行動していくことが大切です。