先日、「虐待防止」をテーマにした講演に出席しました。
そこで、私は違和感を感じました。
その違和感とは、何かということを自分なりに考えてみました。
そこで、考えたものは、「虐待防止を伝える人に対する違和感」でした。
講演の内容は、とても素晴らしいものでした。
私自身も、参加して良かったと思えるものでした。
しかし、虐待防止を本当の意味で伝えられるのは、「虐待をしてしまうかもという現場に遭遇し葛藤を乗り越えた人」ではないでしょうか。
おそらく、講演をされるような方は、現場を知りません。
そのため、言っていることは素晴らしくても、違和感を拭い切れません。
多くのことは、伝える内容が問題なのではなく、伝える人が異なるのではないでしょうか。
心に残る漫画等のセリフも同様です。
セリフが素晴らしいのではなく、あの人が言うから心に響くのです。