現在時価総額世界一はアップルです。
2位アマゾン、3位グーグル、4位マイクロソフト、5位フェイスブックと続きます。
時価総額世界上位にいる企業は、情報を扱う企業です。
つまり、現在最も価値の高いものは、情報と捉えることができます。
明治4年に日本の郵便制度は始まりました。
江戸時代には、飛脚が情報を扱う機関として発達していました。
飛脚は、江戸大阪間を3日で駆け抜けたというから驚きです。
しかし、それには現在の価格で100万円以上の費用がかかりました。
それでも、情報を早く届けたいというニーズが江戸時代にもありました。
郵便制度発足後、瞬く間に郵便網は全国に広がります。
この実現の陰には、地方統治末端にあった名主宅を郵便局にしたことがありました。
これにより、わずか2年で1万もの郵便局が全国に誕生しました。
この地域の有力者宅を郵便局にした仕組みが現在まで続いています。
明治維新から日本の文明開化を支えた根源には、情報の大切さを理解し日本をデザインした功労者達がいました。