量子力学から夢を叶えるを科学する2

 

 「私たちが物質と呼んでいるものはエネルギーであり、その振動は感覚ではとらえきれないほど周波数が低いだけだ。物質というものは、存在しない。」

 アインシュタインの言葉です。

 

 宇宙において私達の目に見える物質は、5%であるとされています。

 驚く事に、私達は95%の物質を目で確認する事が出来ない中、生活をしているのです。

 上記の宇宙の構成と心理学における意識の構成が非常に似ています。

 

 

 心理学の世界では、意識は3つに分類する事が出来ます。

 1つ目は、普段から私達が意識している顕在意識です。物事を考えたり、判断したり、何かを望んだりする時等は、顕在意識を使います。

 2つ目は、自覚はないけれど言葉や行動に影響を与えている潜在意識です。所謂、無意識の事です。

 3つ目は、個人を超えた人類共通の無意識領域である集合無意識です。人を傷つけていはいけない、マナーを守る、人を裏切ってはいけない等、誰もが心の中に持っているものが集合無意識です。

 

 多くの人が、自分は顕在意識の中で、考え、行動していると勘違いしています。

 しかし、人は95%の潜在意識により、生活をしているという仮説が現代の科学の答えです。

 たしかに、瞬きも、心臓の鼓動も、ウイルスが体内に侵入した時の抗体の分泌も、無意識の下、行われています。

 また、今朝家を出た時の足の進め方や鍵を掛ける、エレベーターのボタンを押す等の毎日の行動も、特に考える事なく、無意識で行っています。

 

 

 潜在意識は、現実とイメージの区別が出来ないという特性があります。

 たとえば、レモンが右手の手のひらにある姿をイメージしてみてください。

 さらに、そのレモンを左手でグッと押しつぶし、手のひらにレモンの汁が溢れ出し、その汁をそっと口の中に入れる姿をイメージしてみてください。

 どのように感じるでしょうか?

 実際にレモンがないにも関わらず、口の中がレモンの汁でいっぱいとなり酸っぱい感覚になったのではないでしょうか?

 この現象は、脳がレモンをイメージする事で現実に起こっている事であると錯覚しているから生じています。

 

 つまり、全ての出来事が脳内のイメージにより生じていると考える事が出来ます。

 私達は生じている出来事は、物質的なものであると思いがちです。

 しかし、物事を認識し、体験する事は、全て脳内で起きているイメージなのです。

 

 

 量子力学と心理学の世界を掛け合わせると、夢は具体的に臨場感を持って脳内にイメージをする事で叶う事が出来ると説明する事が出来ます。

 私自身、高校時代から「将来は自分で会社をやりたい。」等というような事を語り、その度に話を合わせてもらったり、応援してもらったり、否定されたりしてきました。

 悔しい思いを何度もしてきましたが、その夢を語る事を繰り返す中で、私の中で夢が具体的に臨場感を持ったものとなり、数年後にはその夢を実現する事が出来ました。

 

 東大に入りたいなら、東大に行ってみましょう。

 海外に住みたいなら、海外に行ってみましょう。

 金持ちになりたいなら、金持ちと会ってみましょう。

 

 あなたには無限の可能性があり、あなたはあなたの人生の想像主です。

 イメージの世界は、何でもありの自由な世界です。

 自由に理想の人生を想像していきましょう。