「教えてやるよデカブツ。科学ではわからないこともある、じゃねぇ。わからないことにルールを探す。このくっそ地道な努力を科学って呼んでるだけだ。」
『Dr.STONE』千空の言葉です。
世の中にある全ての存在、ヒトも植物も建物も、全て非常に小さい粒子である原子で成り立っています。
全ての存在が原子で出来ていると考えると不思議ですが、これが現代の科学が導き出している解です。
原子は、中心に原子核があり、その周りを電子がグルグルと回っています。
全ての物質を細かく砕いていくと、最後に残る物質が素粒子です。
素粒子とは、これ以上細かく出来ない物質の事を意味します。
個人的には、地球上では物質を素粒子以上に細かくする事が出来ないものの、宇宙空間であれば素粒子以上に細かくする事が出来るのではないかと想像しており、そして、素粒子以上に細かい物質を作り出す事が出来れば、あらゆる病気を治す事が出来る夢の物質を作る事も可能ではないかと考え、期待に胸膨らんでいます。
見える世界=粒子性
見えない世界=波動性
量子力学の視点から、世界の仕組みを紐解くと、上記のようになります。
電子レンジで用いられるマイクロ波、テレビのリモコンに使われる赤外線、病院でCT撮影をする時に使われるX線等は、いずれもヒトの目では認識する事が出来ない、波動性のものです。
そして、あらゆる物質の最小単位であり、あらゆる存在の根源である素粒子には面白い性質があります。
素粒子は、観測していない時には、波の状態、つまり見えない存在でいます。
しかし、観測した時には、粒の存在、つまり見える存在となるのです。
素粒子には、誰もいない所では特に仕事はせず、誰かに見られると急に仕事をするというサラリーマンのような性質があります。
このように、観測しようとする行為が素粒子の振る舞いに影響を与える事は、観測問題と呼ばれており、素粒子に限らず多くのヒトの行動にも該当するのではないでしょうか。
ヒトの根源が素粒子である事を考えれが、ヒトが持つ怠け癖にも納得がいきます。
上記の素粒子の仕組みから、夢を叶える方法を科学的に説明する事が出来ます。
意識・イメージ・思考等は、目に見えないので波の性質を持っています。
これに対し、物質・現実・お金等は、目に見えるので粒の性質を持っています。
つまり、意識・イメージ・思考等という目に見えないものを目に見えるようにする事が出来れば、それは物質化し、現実化するのです。
この方程式を紐解くと、夢を叶えるとは、目に見えない意識・イメージ・思考を、認識し、観測可能にする事で実現可能となるという解に辿り着く事が出来ます。
ドイツの物理学者で不確定性原理を提唱したハイゼンベルグは「波の状態(可能性領域)で、意識があるモノや出来事を認識すると、可能性であったそのモノや出来事は可能性領域から物理世界に出現します。」と物事が現実化する仕組みを説明しています。
量子力学の視点から、夢を叶える仕組みを説明する事が出来ます。
あとは、行動するのみです。