「本当の自由は、お金でしか手に入れられないのよ。」
『インベスターZ』藤田美雪の言葉です。
お金を稼いでいる人は、どのような人でしょうか?
才能がある人でしょうか?運の良い人でしょうか?学歴が高い人でしょうか?
コーネル大学で、大学の卒業生約1,000人を対象に、どのような人がお金を稼いでいるのかを調べた実験があります。
調査対象の卒業生の平均年齢は35歳で、平均年収は6万ドル、昇進回数の平均は4回でした。
数多くのデータから、どの要因が最も高収入や昇進の回数に影響があったのを調べた結果、1番大きな影響があったのは「週当たりの労働時間」でした。
何て事はなく、誰よりも長く働いている人が、昇進も多く、収入も高かったのです。
社長の1日当たりの平均労働時間は、1日9,7時間とされています。
1週間においては、62,5時間です。
社長は労働者ではない為、労働基準法は当てはまらないものの、労働基準法に当てはめると、完全にアウトな労働時間です。
もちろん、1日約10時間会社で仕事をしている訳ではなく、外で仕事をしたり、人と逢ったり、仕事の為に読書等から情報収集している時間も含まれる為、そのような時間をプラスしたら社長以外の人も、上記のような労働時間となる人も多いかもしれません。
子どもを育てる母親も、子育てを仕事と置き換えれば、社長以上の労働時間となります。
所謂、会社にいて仕事をしている労働時間以外にも「これは仕事に役立つな。」「この人と会う時間は、自分のスキルアップに繋がるな。」「この人と話をする事で明日も頑張れそうだ。」等、どのような事柄に対しても、仕事に繋げたり、自分が今日より成長している事に繋げたりする事が、お金を稼ぐ為に必須な思考となります。
お金が全てではありませんが、何をするにもお金が必要です。
お金という縛りから解放される為には、お金を人一倍稼ぐ以外に方法はありません。
お金を稼ぐ為に、生まれた家、能力、工夫等はもちろん必要ですが、お金を稼ぐ王道は、人一倍働く事です。