『銀の匙』が完結しました。
北海道の農業高校が舞台となり、動物達との触れ合いの中、命の大切さを認識するような漫画と思われますが、それだけの話ではありません。
『銀の匙』にて私が感銘を受けたのは、倒産というリアルな現実を描いていることでした。
そして、漫画や映画でありがちなヒーローは現れず、淡々と倒産の手続きがされていきます。見事に現実が描かれています。
高校生である主人公のクラスメイトの酪農家が倒産となり、当然高校生の主人公は何も出来ません。
極貧の中生まれ育ち、ヒーローとなる物語は多くありますが、普通の高校生の家が、倒産となる漫画はないと思います。
世の中のリアルを描いた『銀の匙』は、お金の大切さを教えてくれます。
「馬鹿は碌でもないものに金を遣う。賢い奴は自分の成長のために遣う。金の使い方で、男の価値はわかるものさ。」