銀行について考える

 誰もが利用しているであろう銀行ですが、銀行の仕事を一言で表現するのであれば金貸しです。
 私達が銀行に預けたお金は、銀行の貸金庫に保管されているわけではありません。
 そのお金は、個人や会社に貸すために利用されています。
 銀行は、個人や会社に金利を付けてお金を貸し、その金利により、利益を得ています。
 バンクという言葉は、イタリア語でひじ掛け椅子という意味です。座っているだけで利益を得ることができることに由来します。
 私達が預けたお金により、銀行は利益を得て、銀行員の給与や一等地の家賃を支払っています。
 ある日、銀行に行きダサい景品を渡されました。
 「私のお金をこのような物に使わないでくれよ。」と言いそうになりました。
 実は誰でもできる仕事をしていることが社会にばれてきた銀行は、アップデートをする必要に迫られています。
 近代において銀行の果たす役割は大きかったですが、現代、はたまた未来においてはどうでしょうか。
 銀行に足を運んだら、「私のお金で給与をもらっているのだから、しっかり働いてくれよ。」という位の気持ちを持つくらいが適切であると考えます。