鬼滅の刃から終わり方を考える

 10年以上前、モーニングに連載されていた映画製作を描いた漫画がありました。

 その漫画を読んでいたわけではありませんが、記憶に残っている場面があります。

 それは引退した大物俳優が現場に来て、若手俳優達に「俺が若かった頃は」というような話をしているのを見ていた誰かが、「俺は、あんな風にはならない。」と感じていた場面です。

 昨日のジャンプにて、『鬼滅の刃』が最終話を迎え、連載終了となりました。

 まさに、人気絶頂の中、終わりを迎えました。5月13日に発売された最新刊は初版280万部であり、『進撃の巨人』を抜き、コミック初版部数では『ONEPIECE』に続く記録です。

 連載終了に私自身も寂しい思いがありますが、終わり方としては、美しいと感じています。

 『鬼滅の刃』は、スピード感のある作品でした。そのスピード感を保ったまま、終わるのは作品として美しいです。

 終わり方は、始め方同様、難しいものです。しかし、どのようなことにも、終わりがあります。

 戦い方を変えながら終わりを延ばす終わり方もあり、美しいままに終わる終わり方も、あります。

 『鬼滅の刃』から、終わり方を考えました。