0から1を作る

 「馬狼は秩序のない0のお団子サッカーを、自分の才能でゴールを奪って1に変えた。その1を指針に他の10人がプレイすることで、チームは1から10にでも100にでも進化することが出来る。だからこそ必要なのは1を生む力。圧倒的な個性・才能なんだと思うんだ。」

 『ブルーロック』潔の言葉です。

 どのようなことでも、1を100にするよりも、0を1にすることの方が価値が高いです。

 たとえば、会社にしても、私は、会社を成長させた人よりも、会社を創出した人の方を、尊敬します。

 会社を成長させることは、敷かれたレールの上を走っているだけで出来ますが、会社を創出するにはレールを敷く必要があります。

 つまり、自ら考え、行動し、習慣化することでしか、会社を創出することも、レールを敷くことも出来ません。

 フットボールにおいても同様で、チームの色を出すには、1人の個性や才能が「俺達は、こういうフットボールをするぞ。」とプレイで見せる必要があります。

 私の昨シーズンベストチーム、アタランタがまさにそのようなチームでした。

 パブゴメスがボールを持つことで「さあ、今日も俺達のフットボールをしよう。」というメッセージがチーム全体にいきわたっていました。

 人口12万人の小さな街のクラブが、コロナウイルスの被害が昨年冬最も最大であった街のクラブが、ヨーロッパの舞台で戦う姿は、多くの人に勇気を与えてくれました。

 残念ながら、パブはチームを去ってしまいましたが、これも個性や才能がチームや組織とぶつかる、フットボールの醍醐味です。

 08-09チャンピオンズ決勝バルサVSユナイテッド、いつものようにドリブルをするイニエスタが、あの試合において0から1を作り出していました。

 全盛期のイニエスタの凄みは、0から1を作り出せる所でした。

 成功するには、人生のどこかのタイミングで、0から1を作り出すことが必要になります。