1人の信頼できる人

 先日、『ワイドなショー』に出演していた方が、「ケアマネジャーには障害の相談をしてもわからないし、障害の方は介護保険のことはわからない。病院の人は、家に帰ってからのことがわからない。誰に相談をしたらいいのか・・・」というような話をしていました。
 この意見に私も同調します。
この問題提起は、ケアマネジャーに限ったことだけではありません。
 たとえば、法律事務所等にも同じことがいえるのではないでしょうか。
相談をしても、電話で相談をするのは事務担当者、担当弁護士等と話すことはほとんどありません。
相談をする側としては、どのような話が進んでいるのか、不安な気持ちでいっぱいになります。
 そして、裁判当日現地にて初めて弁護士と会うというようなケースが珍しくありません。
相談をする側からすると、同じ相談をしている会社の方に対し、同じ説明を何度も繰り返さなければなりません。
これが、大変なストレスになります。
 当然、双方に信頼関係は生まれず、これにより良い結果からも遠ざかります。
相談をする人の願いとは、初めから最後まで信頼できる人との繋がりであり、その人との信頼関係構築なのではないでしょうか。