…ひー!動けねーっ…
…球(ボール)落下位置。風考えて。ていねいに!いい感じ‥!…
「ふんっ」
「アウト~。」
「ビーチって、オーバーのルール厳しいよね?すぐドリとられるでしょ?」
「あハイ!指バラけたり、回転かかるとすぐ‥でも持ちすぎもダメで‥。」
「ふむ。」
…いつもより掴み気味にー…
…うわ‥!俺最初全然コツ掴めなかったのに‥!…
『ハイキュー』及川徹と日向の物語です。
♦違いが否定されなった家庭で育った人の自我は、防衛ではなく、対話を選ぶ
⑥自己肯定感の質が違う
ー回復力の差は、強さの差ではない。戻れると知っているかどうかの差だー
回復力は、根性でも、気合でも、性格でもありません。
★あの人は、ポジティブだから
☆あの人は、メンタルが強いから
★あの人は、根性があるから
全て違います。
回復力とは「安全に戻れる」という前提認知を、経験として持っているかどうかなのです。
※前提認知:人が当たり前のように持っている世界のルール
ー失敗しても居場所が消えないという経験の積み重ねが、大人になってからの回復力になるー
「安全に戻れる」という前提認知を作るのは、0~6歳までの非認知能力の臨界期の時期です。
☆失敗しても、関係が切れなかった
★泣いても、受け入れられた
☆分からなくても、居場所があった
上記のような回復力が育つ経験を積み重ねる事で、脳は「感情が落ちても、戻れる場所がある」と学びます。
これが、無意識の回復ルートです。
★失敗したら、怒られた
☆泣くと、止められた
★分からないと、居場所がなかった
上記のような回復力が育たない経験を積み重ねる事で、脳は「落ちたら、終わり」と学びます。
その為、上記のような経験を積み重ねた人は、回避・他責・自己否定等「防衛が先」に出るのです。
大人になっても、怒りやすい・他責が続く人の本質も、ここにあります。
自我が安全の上に成り立っていない人は、相手の言葉や行動を、評価や拒絶と受け取りやすいです。
ここで起きるのが「攻撃される前に、先に攻撃して、自分を守る」という防衛メカニズムです。
これは、心理学で言う「自己防衛(防衛機制)」の典型です。
★失敗を認めると、自己が壊れる
☆認められないと、自分が消える
→だから「まず、相手を責めて、自分の価値を守る」という構造になる
このように考えると「怒りやすい人・他責」の人は、単に性格が悪いからだけではなく、自己の安全が保障されていない状態で生きているから、防衛が先に出ていると構造を理解する事が出来ます。
「怒りやすい・他責」の人は、必死に防衛している人であり、「怒りやすい・他責」の人は、性格というよりも必死に生存戦力をしている人なのです。
「及川さん、いつまでリオですか!宿どこですか!連絡先教えてください!」
「落ちつけ落ちつけ。一週間くらい遠征で、この近くに泊ってるよ。」
「またここで、バレーやりましょう!及川さんのすごいトス打ちたいです!」
…うう‥何だろう久々なこの感じ、潤う…
「まあ時間があったら?あった上で?気が向いたらやってあげなくもない的な?」
「アザース!!」
『ハイキュー』及川徹と日向の物語です。
♦子育てとは、子どもを育てる行為ではなく、この世界は安全だという前提を、次の世代に手渡す営みである
ー子どもは親の言葉ではなく、親が立っている前提を引き継いで育つー
多様性耐性が自然に身に付き、自己肯定感の質が違う環境で育った子どもが、大人になり、親となった時、子育てにどのような影響を与えるのでしょうか?
これは、スキルの差の話ではなく、子育ての前提構造そのものが違うという物語です。
※前提構造:人が考える前に、無意識にそうだと思っている世界の土台
♧単一文化・単一評価、自己肯定感が不安の上に成り立っている親の前提構造
★ちゃんとさせないと、いけない
☆間違いは、正さなければならない
★関係は、壊れやすい
♧多様性環境、自己肯定感が安全の上に成り立っている親の前提構造
☆子どもは、コントロールする存在ではない
★違いは、問題ではない
☆関係は、意見が違っても続く
この前提構造の違いが、子育ての全ての場面において、現れます。
ー叱るとは、関係を切ることではなく、関係が続いていると示す行為であるー
親の前提構造の違いが、最も如実に現れるのが、子どもを叱る時です。
♧自己肯定感が、不安の上に成り立っている親の場合
★正しさを、優先
☆感情を、置き去りにする
★叱った後に、無言・距離を取る
♧自己肯定感が、安全の上に成り立っている親の場合
☆感情を受け止めてから、行動を伝える
★怒ったけど、関係は安全である事を示す
☆怒った後に、距離を取らない
子どもにとって大切な事は、叱られるという行為そのものではありません。
叱られる=関係が危険かどうか、これが、子どもにとって、大切な事なのです。
良い叱りは静かに残り、悪い叱りは恐怖だけを残します。
ー子どもの感情は嵐であり、親はそれを消す風ではなく、灯りを消さない港であれー
♧自己肯定感が、不安の上に成り立っている親の場合
★子どもの感情=自分への否定
☆早く止めたくなる
★「怒らない」等、子どもの感情を否定する
♧自己肯定感が、安全の上に成り立っている親の場合
☆泣く・怒る等を表現方法として、みられる
★感情=問題行動として捉えない
☆子どもの言動に、自分が揺さぶられない
自己肯定感が安全の上に成り立っている親は、親自身の自我が安全な為、子どもの感情に飲み込まれません。
親が感情に飲み込まれない時、子どもは、感情から戻る道を覚えるのです。
この続きは、また日程。