「人は、可能性を消費して、何者かになる。故に、夢見る間は、誰でも大口をたたくものです。」
「今回の敗北は、確かに予想通りでしたが、彼に今、もっとも必要なものを与えてくれます。」
「挫折を。転んだことのない人間に、現実など見えはしませんよ。」
『ジャンケットバンク』宇佐美の言葉です。
♦人間煮詰まると、手の届くコトに、簡単な正解作っちまう
ー「1度も転ばない人」よりも「何度も転んで、その度に起き上がってきた人」の方が、強いー
研究や実践の蓄積が示しているのは、失敗を減らす事よりも、失敗から立ち上がれる仕組みを持つ事の方が、人生において、遥かに重要であるという事です。
失敗こそが、学びと成長の起点になるという事は、多くの研究から、証明されています。
たとえば、教育心理学において「エラー・ベースト・ラーニング」という考え方があります。
「エラー・ベスト・ラーニング」とは、人は、間違える事で、より深く学ぶ事が出来るという理論です。
失敗した時の方が「何故、上手くいかなかったのか」を考え、記憶にも残りやすくなります。
これにより、学びの質が高まるのです。
ー「シュタルク、強い相手に勝つ秘訣を教えてやろう。簡単だ。」ー
ー「何度でも立ち上がって技を叩き込め。戦士ってのは、最後まで立っていたやつが勝つんだ。」ー
『葬送のフリーレン』アイゼンの言葉です。
♦人は、心が原動力だから、心はどこまでも強くなれる
ーレジリエンスー
「レジリエンス」とは、困難な状況やストレスが掛かる状況に直面した時に、そこに適応したり、回復する事が出来る力の事です。
「レジリエンス」は、生まれつき備わっている部分だけではありません。
「レジリエンス」は、失敗や挫折・敗北を何度も経験し、それを乗り越える過程の中で、育っていきます。
失敗する事自体が、立ち上がる力を養う練習になっているのです。
「いくら親だからといって、お前が親の期待を一心に背負う必要は一つもない。」
「親には、親の人生がある。お前には、お前の人生がある。お前が背負う必要があるのは、お前の人生だけだろ。」
『ドラゴン桜』桜木の言葉です。
子どもの頃から、何でも上手くこなしてきた人程、大きな壁にぶつかった時に、そこに適応したり、回復する事が出来ません。
これに対し、子どもの頃から、何度も失敗し、挫折し、敗北をしてきた人は、違います。
子どもの頃から、何度も失敗し、挫折し、敗北をしていく中で、その事実を受け止め、工夫しながら前に進んできた人は、予想外の出来事に遭遇したとしても、育ててきた「レジリエンス」により、柔軟に対応し、適応し、回復する事が出来ます。
この違いは、脳科学的にも証明されています。
私達脳は、間違えたり、失敗したりした時に「前頭前野」が、活性化します。
「前頭前野」が活性化する事で「次はどうするか」を考える働きが、高まります。
失敗や挫折・敗北は、脳にとっては、新たな経験や能力を再構築するチャンスでもあるのです。
ーメタ認知ー
「メタ認知」とは、自分の認知活動(考える・記憶する・学習する等)を、客観的に認識し、それを管理・制御する能力。
「何故、失敗したのか」を振り返る事は「メタ認知」の発達にも、繋がります。
「メタ認知」は、学びを深めるだけでなく、自分自身の感情や行動を、冷静に整理する為に、不可欠な能力です。
…ルフィ‥辛いだろうな‥エースの最期の行動を聞いて驚いた…
…それじゃまるで、ロジャー船長だ…
…おれは、船長に、時には逃げて欲しかったし、泣いて欲しかった…
…いいかルフィ、勝利も敗北も知り、逃げ回って、涙を流して、男は一人前になる…
…泣いたっていいんだ‥!!乗り越えろ!!!…
『ONEPIECE』シャンクスの脳内言葉です。
実際に、後の世に名を残すような人程、失敗を通過点や必要なプロセスとして、語ります。
彼ら彼女らも、失敗や挫折・敗北を、恐れていなかったわけではありません。
失敗をしても、挫折をしても、敗北をしても、そこから学べる事を知ってたからこそ、挑戦を続ける事が出来たのです。
「何故、そんなに失敗をしても続けられるのか?」
「私は、失敗等していない。上手くいかない方法を、1万通り発見しただけだ。」
電球のフィラメント素材を探す過程で、1万回以上の実験に失敗したエジソンに対する記者の質問と、エジソンの返答です。
私達が見る「成功者」の姿は、すでに結果が出た後のものです。
しかし、その裏には、数え切れない程の失敗や挫折・敗北があり、その中で試行錯誤を重ね、諦めない経験が積み重なっているのです。
「諦めたら、そこで試合終了ですよ。」