お金ではなく、名誉の為に闘う

 「お金ではなく、名誉の為に闘う。」と書くと綺麗事のように聞こえますが、最近理に適っているのではないかと感じています。  多くの方を観察していると、年収500万円以上になると、経済的な幸せには差異がないことに気づきます。年収1,000万円の人が、年収500万円の人の2倍幸せということはないはずです。  それでは、何故人は年収にこだわるのでしょうか。それは、「私は、これだけの価値があると評価されている。」と感じることが何よりの快感だからです。  大学生の時、目を掛けてくれていた教員と90分間1対1で、「サッカー選手は、年俸をもらい過ぎではないか。」という討論をしたことは楽しい想い出です。  私はもらい過ぎではないという立場から、教員はもらい過ぎという立場から、それぞれの主張を交わしていきました。  丁度、リーマンショックの時期と重ねっていたこともあり、世の中は「弱者を守れ。」という気概に溢れていました。  さて、サッカー選手の年俸ですが、選手によっては、100億円を超えることもあります。もちろん、サッカーしかやってこなかった彼らが、お金に固執しているとは思えません。ただ、ライバル選手よりも、自分は価値があると認められているという基準に、年俸があるのです。  一定のラインを超えると、年俸や年収は、経済的なものではなく、名誉に変わります。