「俺は、こんな物のために、金のために頑張ってきたわけじゃない。‥でも、たとえ夢の中でも、最期に君に会えて良かった。」
「最期?」
「俺は、マハトに負けた。実力の差を見せつけられた。この半世紀、研鑽を怠ったつもりはない。それでも、届かなかったんだ。」
「それがどうしたの?」
「今までだって、数え切れないほど負けてきたじゃない。それでも、諦めなかった。」
「あれは、指導試合だ。」
「最期まで、醜く足掻くんでしょ?少なくとも、私の見てきたデンケンは、そうだった。」
…そういえば、いつだったか一度だけ…
『葬送のフリーレン』デンケンの夢の中の物語です。
♦でも俺達は音駒なので、策(それ)に慣れてみせますよ
「タイトルを獲得できるとは約束できないが、努力を積み重ねて、粘り強く戦う事は約束出来る。気を引き締めながら、いっしょに楽しもう。」
★チャンピオンズリーグ2回優勝
☆クラブワールドカップ2回優勝
★ラリーガ3連覇
☆コパデルレイ2回優勝
後の世に、伝説として語り継がれる最強チームであるとともに、身体能力ではなくボールを扱う事に最も優れた選手が強いという、サッカーの概念そのものを作り替えたチームを作る事になった、ペップ・グアルディオラの最初の言葉です。
「粘り強さ」は、才能・知性・戦略等よりも、重要です。
人生が計画通りにいかない時、どんなに小さな歩みでもいいから、とにかく前身を続けましょう。
成否を分ける最大の習慣は「粘り強さ」を発揮する事です。
成功が訪れる前には、障害が立ちはだかる事が、よくあります。
計画が上手くいかない時、それは「一時的な敗北」に過ぎないと考え、新しい計画を立て直し、再び挑戦しましょう。
仮に、新しい計画も上手くいかないのなら、上手くいくまで、改善してみましょう。
この時点で、多くの人が、諦めます。
彼ら彼女らは、計画が上手くいかない事を「全面的な敗北」であると考え、新しい計画を立て直し、その計画を成功させるだけの「粘り強さ」を持ち併せていません。
ただし、上手くいかない計画を「粘り強く」実行してはいけません。
もし、上手くいかないのであれば、目標を達成する為の計画を変更したり、目標そのものを変更していく必要があります。
「失敗するからこそ、そこから立ち向かっていく強さがあって。」
「そんな強さが、本当の強さだと、私は思うから。」
『エンゼルバンク』人事部長の言葉です。
♦夢の実現を不可能にしている要因は、1つしかない。それは、失敗を恐れることだ
「失敗」を前向きに捉える事が出来れば、人生は、どのように変わるでしょうか?
☆失敗を、成長に欠かせない学習経験と捉える
★失敗を、その経験を通じて知識を増やし、意欲を高める機会と捉える
☆失敗を、挑戦した証であると捉え、自分を褒めてあげる
このような世界観を獲得出来るのなら、その人の人生は、確実に開かれていきます。
「失敗したのではなく、上手くいかない方法を、1万通り見つける事に成功した。」
エジソンの言葉です。
私達は、誰もが、子どもの頃は「失敗」を前向きに捉える世界観を持っていました。
多くの大人のように失敗をネガティブなものという世界観を持っていては、私達は、1人で、話す事も、歩く事も、食事をする事も出来なかった事でしょう。
不幸な事に、私達は、大人になるにつれて、失敗をネガティブな事であるという世界観を、身に付けてしまいます。
その結果、目標を掲げても、1度「失敗」をしただけで、諦めるようになってしまいました。
★最初の挑戦で、上手くいかなかった
☆誰かに、断られた
★初めて就職した職場で、上手くいかなかった
そんな事で、諦める必要は、ありません。
今こそ「失敗」に対する世界観を、変えるべきです。
「影山というセッターの居ないお前に、俺は、価値を感じない。」
『ハイキュー』鷲匠の言葉です。
「粘り強さ」を発揮し「失敗」を経験する中で出逢うものが「拒絶」です。
成功は、正しい決定の結果です。
正しい決定は、経験の結果です。
そして、経験は、間違った決定の結果です。
★高校のバスケチームから、追放される
☆脚本を、70回以上却下される
★アイデアと創造力がないという理由で、新聞社を解雇される
マイケル・ジョーダン、シルベスター・スタローン、ウォルト・ディズニーの物語です。
あなたが、何か挑戦をしようとすると、必ず、何らかの障害が、立ち塞がります。
何らかの障害の代表が「拒絶」です。
「拒絶」された時、大抵の場合、あなたは、勝利の目前にいます。
その為、あと少しだけ努力を重ねれば、突破口が開ける可能性は、大きいです。
困難に直面した時には「もうひと踏ん張り」する事が、成功の秘訣です。
「人間の最大の弱点は、途中で諦める事だ。成功する為の最も確実な方法は、常に、あともう少し頑張る事である。」
失敗先生であるエジソンの言葉です。