ネアンデルタール人と小脳
約4万年前に絶滅したとされるネアンデルタール人、私達の祖先である早期ホモサピエンスと共存していた時期もあったようですが、彼らはなぜ絶滅してしまったのでしょうか。
その問いの1つにネアンデルタール人の小脳が小さいことがあるという研究が発表されました。
ネアンデルタール人は、大脳の大きさはホモサピエンスと変わりません。
しかし、小脳の大きさが早期ホモサピエンスの13,5%に対して、ネアンデルタール人は12,7%と小さかったことが明らかになりました。
小脳の相対的な大きさの違いが両者の能力にどのような影響をおよぼされたでしょうか。
脳全体に対する小脳の割合が大きい人の方が、言語を使ったコミュニケーション能力や思考の柔軟性が高いという実験結果が出ています。
つまり、小脳が相対的に小さかったネアンデルタール人は上記のような能力が乏しいために環境の変化に対応できす、絶滅してしまった可能性があるかもしれません。