私は、結婚=幸せではないと思いますし、結婚をしたら必ず子どもを作る必要もないと思っています。
時代もこの私の考えに追いついてきている様で、嬉しい限りです。
しかし、一切の綺麗事を抜きにすると、結婚しなくても幸せでいられる人は、平均以上のルックスと、平均の1,5倍以上の収入を得ている人だけではないでしょうか?
また、子どもは自分達の行動だけでは授かる事が出来ない事もある為、そこも考慮する必要がありますが、子どもがいないと世代間を跨ぐ交流がなくなる為、価値観や考え方がステレオタイプ化しやすいと感じています。
否、この点は、世代間を跨ぐ交流の代わりに、オンライン英会話等を通じ、世界の人達の価値観に触れる事で補える為、より問題なのは、結婚、否、パートナーとの長期的な関係を構築する事が出来ない事でしょう。
これもステレオタイプ的な価値観ですが、綺麗事を抜きにすると、男性が結婚出来るかどうかは、経済力で決まります。
データを見ると、20-24歳では既婚率は低いものの、その年齢で結婚している男性の年収は最低でも400万円を超えている事が、殆どです。
初婚のボリューム層である25-29歳では、年収500万円以上の未婚男性の4割以上が、29歳までに結婚をしています。
30-34歳になってもその傾向は変わらず、年収500万円以上だと累積で7割以上が既婚者となります。
これもステレオタイプ的な価値観ですが、綺麗事を抜きにすると、女性が結婚出来るかどうかは容姿とメンヘラでないかで決まります。
結婚出来ていない、否、パートナーと長期的な関係が構築出来ない女性は、メンヘラである事が多いです。
30代・40代とパートナーが出来ず、自分の周囲の人達が結婚・出産等をしていく中で、どうにかして自分を守ろうと無意識に起こしている言動が、メンヘラ度合を加速させていきます。
これにより、その人の使う言葉は、どんどん攻撃的になり、他者のどんな言葉も被害的に受け取るようになっていきます。
アメリカやヨーロッパ等では、容姿の美醜について、自分の価値観でジャッジして口に出す事は、蔑視と捉えられる事が多いです。
背の高いやせた人に対して「モデルみたい」という発言をしてしまう人もいますが、日本人以外の価値観、若しくは日本人のZ世代以上の価値観で褒めているからいいというものではありません。
それで怒られる事はありませんが、世界基準や日本でもZ世代の価値観からは、残念な人に見えてしまいます。
パートナーと長期的な関係を築く事や、子どもを育てていく事には、ポジティブな事だけではなく、ネガティブな事もあります。
当然ながら、1人の時よりも自由な時間は少なくなりますし、お金も自由には使えなくなりますし、自分の夢を追いかける事も困難となります。子どもが出来ると、さらに顕著になっていきます。
その中で、私は、パートナーとはお互いのステレオタイプな価値観を言い合える関係を作り、子どもにより世代間を跨ぐ価値観を学ぶ事が出来る事が、ステレオタイプな価値観を脱却する為に最も効果的な方法であると考えています。
ステレオタイプ的な価値観を変化させていく事。
私が、結婚や子育ての意義として、新たに社会に伝えたい意見です。
勿論、結婚=幸せでもありませんし、結婚したら子どもを作る事を他者や社会から求められる義務等ありません。
長い人生を生きていく上での、エッセンスとして、読んで頂けると幸いです。