…さっきのダサいとこ、見られたかな?見られたよな?あのタイミングは…
「何、気にしてんの?優のガラの悪さは、今に始まった事じゃないじゃん。」
「人の関係は、相対的。誰かにとってのクソヤローも、誰かにとっては優しい彼氏なんだよ。」
「…ミカちゃん…。」
『ハイキュー』大将優とミカちゃんの会話です。
「世界一素晴らしい恋人なのに他人からは酷い変人と思われている方がいいでしょうか?それとも、実は酷い恋人なのに他人からは世界一の恋人だと思われている方がいいでしょうか?」
電車に乗ったり、レストランで食事をしている時、聞こえてくる人達の話の70%以上が、そこにいない誰かの噂話や悪口、若しくは自分の話をしていたとしても、その話は誰かに認められた等という話です。
あなたは、自分の内側にある自分自身の基準が大事ですか?
それとも、世間や周りの人の基準が大事ですか?
子どもは、非常に早い段階で、親の価値基準を学び取ります。
あなたが実際に何をするかより、あなたが世間にどう思われるかを優先するのであれば、あなたの子どもは、世間の評価を気にしながら育つようになります。
これでは、良い人生になる芽を初めから摘み取っているようなものです。
ただ、厄介なのは、他人から良く思われようとするのが、私達の中に深く根差した「本能」であるという事です。
この続きは、また後程。