…違和感。「タダ働きなんてゴメンだね」いつもの俺なら、そう言ってトンズラこいた。だが目の前には、覚醒した無下限呪術の使い手。恐らく現代最強と成った術師。否定したくなった。捻じ伏せてみたくなった。俺を否定した禪院家・呪術界、その頂点を…
…自分を肯定するために、いつもの自分を曲げちまった。その時点で、負けていた。自尊心(それ)は、捨てたろ。自分も他人も、尊ぶことない。そういう生き方を選んだんだろうが…
『呪術廻戦』伏黒甚爾(パパ黒)の言葉です。
12月22日は『ハイキュー』影山飛雄、上記の伏黒甚爾の息子『呪術廻戦』伏黒恵の誕生日です。
上記のパパ黒の言葉は、JUMPでもコミックでも、何度も読んでいますが、アニメで『ONEPIECE』青雉『ジョジョの奇妙な冒険』ディオ『あひるの空』車谷智久を演じる子安さんの声で聞いた時、不思議と涙が出てきました。
「いつか2人で家族になろう。」
『青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない』麻衣さんの言葉です。
偶然か、必然か『青ブタ』の主人公・咲太の声は『ハイキュー』影山を演じる石川界人です。
人生の壁にぶつかり、もがきながらも、前に進んでいく咲太を、慣れ親しんだ声で聞く事が出来るのは、何よりもの贅沢です。
家族とは、当たり前に出来上がっていくものではなく、作っていくものです。
その為には、努力が必要ですし、お互いが家族であるという認識の積み重ねも必要となります。
子どもにとっては、家族とは、当たり前にそこにあるものです。
勿論、毒親や精神的に未熟な親の元に生まれた場合はそうではありませんが、多くの場合は子どもにとって家族とは当たり前にそこにあるものです。
学校を卒業し、1人暮らしをする事で、初めて家族とは当たり前にそこにあるものではないという事に気付きます。
食事も自分で用意しなければいけませんし、1日何をして過ごすのかも自分で決めなければなりませんし、お金も自分で稼がなければなりません。
1人で生活をしていく中で、自分が家族を作る相手と出逢っていき、そこでは良い事だけではなく、悪い事ととも、一緒に向き合っていかなければなりません。
面倒でもそこを遠ざけていては、家族になる事は出来ないと思います。
その努力の中で、家族という認識を積み重ねていく事で、生まれも育ちも違う2人が、家族になっていきます。
もし、あなたに大切な子どもや孫がいるのであれば、結婚相手を選ぶ時の条件を1つお勧めします。
その条件とは、1人暮らしをした事があるという事です。