「プロフェショナルとは?」
「ケイスケ・ホンダ。」
♦マニュアル通りやってますというのは、アホの言うことだ
「あなたの仕事は、何ですか?」
このような質問をされた時、あなたは、何て答えますか?
★やらなければならない事
☆お金を得る手段
★与えられた業務
答えは、人それぞれでしょう。
辞書で「仕事」を調べてみると、このように載っています。
①何かを作り出す、または、成し遂げる為の行動
②生計を立てる手段として従事する事柄。職業
③したこと。行動の結果。職業
「僕はね、人は自らの意思に基づいて行動した時のみ、価値を持つと思っている。」
「だから様々な人間に秘めたる意思を問いただし、その行いを観察してきた。」
「そもそも何をもって犯罪と定義するんだ?」
「君が手にしたその銃、ドミネーターをつかさどるシビュラシステムが決めるのか?」
「その(ドミネーターの)判定には人の意思が介在しない。」
「君達はいったい何を基準に、善と悪をより分けているんだろうね?」
『PSYCHO-PASS』槙島の言葉です。
「あなたの仕事は、何ですか?」
この質問に対し、多くの人が、職業や役職等を答えるのではないでしょうか?
勿論、それは間違いではありません。
上記の辞書の②生計を立てる手段として従事する事柄。職業の部分における仕事とは、職業や役職の事です。
では①何かを作り出す、または、成し遂げる為の行動の意味で聞かれた場合、あなたはどのように答えるでしょうか?
どの仕事にも当てはまると思いますが、①の意味の仕事とは「付加価値」を作る事を指します。
★飲食店で働く人であれば、料理を通じて、お客さんに「付加価値」を提供する。
☆建設業で働く人であれば、建物を作り、建物を利用する人に「付加価値」を提供する
★不動産業で働く人であれば、住まいを提供する事で、お客さんに「付加価値」を提供する
言い換えれば「仕事」とは「付加価値」を作る事。
このように定義する事も出来ます。
勿論「仕事」は「付加価値」だけでは、成り立ちません。
どのような「仕事」においても「作業」が必要です。
仕事=作業+付加価値
1日の仕事の中に、少しの時間からでもいいので「作業」にプラスして「付加価値」を作る時間「付加価値」を提供する時間を、作っていきましょう。
「付加価値」こそが、あなたにしか出来ない仕事をする事に繋がります。
☆仕事で成果を上げたいのであれば、提供出来る「付加価値」を高める事
★チームの組織力を上げたいのであれば、チームの「付加価値」を高める事
☆営業成績を上げたいのであれば、お客さんに「付加価値」を提供する事
勿論「付加価値」を作らず「作業」のみで成り立つ仕事も、多々あります。
ここ数年「AI」に「仕事」が奪われると言われていますが、私は、奪われる「仕事」は職種というよりも「作業」のみで成り立っている仕事であると考えています。
つまり「付加価値」を提供出来ていない「仕事」が「AI」に奪われる仕事です。
「作業」のみで成り立つ仕事も多々あります。
ただ、その「仕事」は成り立つというだけで「作業」のみであると、誰でも出来る仕事の範疇を超える事はありません。
「仕事」の先のあなた自身の成長や「仕事」の先のあなた自身のさらなる成果等には、繋がりません。
「僕は人の魂の輝きが見たい。」
「それが本当に尊いものだと確かめたい。」
「だが己の意思を問うこともせず、ただシビュラの神託のままに生きる人間達に、果たして価値はあるんだろうか?」
「止めたければ、そんな役に立たない鉄くず(ドミネーター)ではなく、今あげた銃を拾って使うといい。」
「引き金を引けば弾は出る。」
『PSYCHO-PASS』槙島の言葉です。
「仕事」とは「付加価値」を作る事。
「仕事」を、このように再定義する事で、見えてくる景色は変わります。
営業の仕事
☆お客様に商品を売る事
★お客様が喜んでくれる「付加価値」を提供する事
コンサルの仕事
☆クライアントの課題解決
★クライアントの「付加価値」作りのサポート
「AI」に仕事を奪われたくなければ、収入を上げたければ、更なる成長をしていきたいのであれば「付加価値」を作っていく事を、お勧めします。