「前にね‥彼にこんな事を聞いたんだ。」
「キミは、格好良く死ぬ?それとも格好悪くても足掻いて生きる?ーって。」
『テニスの王子様』入江の跡部に対する質問です。
♦難しい質問をするのは、易しい
ーあなたは、1日に何回自分自身に質問をしていると思いますか?ー
ケンブリッジ大学の研究によれば、私達は、1日に最大35,000回もの決断をしているそうです。
つまり、私達は、1日に30,000回も自分に質問をし、30,000回もの回答を出しているのです。
勿論、これらの殆どは、無意識に行われています。
それ故、望ましくないような事態に直面した時「今、自分は、どんな疑問を投げかけているのだろう?」と見つめ直す事が、視点を変えるきっかけとなります。
★「何であの人は、わかってくれないのか?」という質問は、怒りを生む
☆「上手くいかなかったら、どうしよう?」という質問は、不安を増幅させる
★「どうせやっても無駄なんじゃない?」という質問は、無力感を招く
1日に湧き上がる感情の多くは、このような「自分からの質問」が引き金となっています。
「彼はいつだって勝つ為に努力し、ボクに勝ちきれなかった屈辱を飲み込んでも、この試合に挑んだ。」
「でも、そんな努力も屈辱も、君達Genius10は、当たり前に乗り越えてるんだよね。」
…だけど彼は、それだけじゃ無かったー…
『テニスの王子様』入江の跡部に対する言葉です。
♦「どうやったらできるでしょう?」という問いに対する答えは「何か試しましたか?」である
★「何故自分だけが、こんなに苦労するのか?」という質問は、比較からくる不満を生む
☆「何故あんな事をしてしまったのか?」という質問は、後悔しか残さない
★「次にやるべき事は何か?」という質問は、緊急性ばかりを意識させ、焦りを増幅させる
1日に湧き上がる感情の多くは、このような「自分からの質問」が引き金になっています。
つまり、質の低い質問を投げ続ければ、否定的な感情が増えていくのは、当然の事なのです。
あなたが、厳しい現実に直面して否定的な感情が生まれたからといって、それが現実の本質であるとは限りません。
若しかしたら「自分が見ている景色」が、否定的な感情を引き起こしているだけかもしれません。
仮に、あなたのフロントガラスから見える景色が暗く感じるのであれば、明るい景色が見える場所に辿り着くまで、運転をすればいいのです。
★つまらなそうな本を「つまらない」と思いながら読めば、その通りになる
☆「自分の役に立つ事はないか?」と質問をしながら読めば、役に立つ情報が浮かび上がってくる
…ボク達が一生涯手に入れられない輝きをー彼は屈辱と努力にまみれながら、磨き続け、解き放とうとしている…
…格好良く‥生きる。それがキミなんだね…
『テニスの王子様』入江の跡部に対する脳内言葉です。
♦今日何をする?
苦手な人と会話をする時にも「この人から学べる事は何だろう?」という質問を自分にすれば、苦手という感覚を超え、学びに意識が集中するようになります。
他にも、視点を拡げたり、選択肢を増やしたり、自己理解を深める質問があります。
☆本当はどうしたかったんだろう?
★自分が心から納得出来る選択は、どれだろう?
☆今感じているこの気持ちには、どんな意味があるのだろう?
自分の世界観や感情に気付かせる質問は、上記のような質問が、お勧めです。
☆これまでの人生で、どんな困難を乗り越えてきた?
★その時、どんな力が自分を助けた?
☆小さな一歩を踏み出すとしたら、何が出来る?
自分を信じ直す質問は、上記のような質問が、お勧めです。
「あぁ~残念ですね。佐久早…。」
「うん。もっと見たかったねぇ。…ここに居る選手達の中に、誰一人として負けを経験しない者など居ない。たとえ、この大会の結果が優勝であったとしても、強者ほどより上の強者に打ちのめされる。挑む者だけに、勝敗という導と、その莫大な経験値を得る権利がある。」
「今日敗者の君たちよ。明日は何者になる?」
『ハイキュー』雲雀田の言葉です。
質問を習慣にする事で、目の前のストレスを「貴重な経験」に変える事が出来ます。
質問次第で、あなたは、望むべき専門家になる事が出来ます。
「今日何をする?」