「聞いたぞ。魔法が使えないことが知られてしまったらしいのう‥条件を満たさなければ罪に問われると‥すまない‥ワシのせいで。もっと‥普通に生きてやれるようしてやれば。何不自由なく暮らしていけるようしてやれれば。隠し通せるようワシが配慮していれば‥」
「幸せだよ。こんなに自分を思ってくれるじいちゃんがいて。少しだけでも学校に行けて、友達にも恵まれて‥シュークリームもたくさん食べられて。僕は幸せだよ。ありがとうじいちゃん。」
『マッシュルーMASHLE-』じいちゃんとマッシュの会話です。
親がどのような子育てをするかにより、子どもが学校で人気者になれるのか、なれないのかが決まってしまうという研究結果があります。
ネイメーヘン・ラドバウド大学において、122人の小学生とその両親を対象にした研究が行われました。
まず、クラスメートで最も好きな人の名前を3人挙げてもらいました。
これらを集計して、子どものクラスでの人気度を調べました。
次に、各家庭を訪問し、子どもと親とで共同のパズルをやってもらいました。
パズルは難しいものを用意し、親も手伝ってよいというルールを設けました。
ただし、親は子どもに声を掛ける事は許されますが、実際に親自身がパズルをやる事は禁止されました。
この時、親が子どもに「そうじゃないって言っているだろ。」等と厳しい声掛けをしたり、険しい表情等をしていた時には、厳しい親と評価をしました。
これに対し、優しく笑顔で話し掛けたり、子どもを笑わせるような事を言っていた親は、受容的な親と評価しました。
その結果、厳しい親の子どもはクラスで人気がなく、受容的な親の子はクラスでの人気が高いという結果が出ました。
子どもは、他の人と、どのように付き合えばよいのかを親との付き合い方によって学びます。
親が子どもに対して、厳しく批判的な態度でばかり接していると、子どもは親が自分にするのと同じようなやり方で、クラスメートに接してしまいます。
これに対し、親が子どもに対して、絶えず笑顔を見せ、楽しい事を口にしていると、子どもは親が自分にするのと同じようなやり方で、クラスメートに接します。
子どもに、学校で楽しく過ごしてほしいと願うのであれば、親も子どもに対して、笑顔を見せ、優しく接する事が大切です。