…急にどうしたんだろう?‥でも、まぁ急にって言っても、この人は最初からずっとそうか…
…「いただきます。」…
…‥今まで食べたものと、全然違う。何で?…
…とげとげしてない。ほっとする。落ち着く。どうして、こんなに優しい味がするの?…
…「‥っ…うっ‥~っご‥ごめんなさい‥すぐっ‥止めるのでっ‥。」…
…「大丈夫です。ゆっくり食べてください。」…
…「‥え‥。」…
…「美味しく作れたみたいで、良かったです。」…
…「しばらく外しますね。」…
…「まっ‥待って!!‥ここに居てください。‥放ったらかしててもいいので‥居てください。」…
『薫る花は凛と咲く』杏子と圭一郎の物語です。
♦褒める方法を知っている者は、侮辱する方法をも知っている
☆褒める時
④行動に焦点を当てた場合:「上手くいったのは、あなたの行動が的確だったから。」
⑤環境に焦点を当てた場合:「上手くいったのは、あなたが環境に恵まれたから。」
いかがでしょうか?
あなたは、上記のように褒められたいですか?
それとも、①人格②価値観③能力を褒められたいですか?
言葉は、魔法です。
その魔法は、プラスにもマイナスにも、大きく影響を与えます。
特に、①人格②価値観③能力という上位の階層に触れる程、その魔法の影響は、より深く、より長く、残っていきます。
…和菓子と洋菓子が目の前にあったら、洋菓子は選ばないと思う…
…甘くふわふわとした匂いが、得意じゃないから‥そう思ってたんだけどな…
…この空間に慣れちゃったからかな?それとも‥…
…「ごちそうさまでした。」…
『薫る花は凛と咲く』杏子と圭一郎の物語です。
♦他人を引き合いに出して褒めるのは、やめた方がいい
☆褒める時は、より深い階層に働きかける
★注意する時は、より浅い階層に留める
部下に対しても、仕事の取引先に対しても、お客様に対しても、パートナーに対しても、親に対しても、子どもに対しても、上記の原則を守りましょう。
この原則を守る事で、褒める時には相手の自己肯定感を上げる事が出来、注意する時には相手の自己肯定感を下げる事を防ぐ事が出来ます。
いずれにしても、この原則を守る事で、あなたの周りの人が、成長していきます。
そのようなあなたの周りには、人が集まります。
そして、人が集まる所には、お金が集まります。
…バニラエッセンスの匂い。メレンゲと卵黄が混ざる音。全てが心地いい…
…俺には、これがあればいい。これ以外、いらない…
…「‥うん。美味い。見違えたよ。上手くなったな。圭一郎。」…
…「‥そりゃ続けてるから。」…
…「素直に喜べばいいものを、生意気な‥そうじゃねぇよ。」…
…「ただケーキを作るだけじゃなくて、その先にいる食べる人のことを、考えられるようになった。体温を感じるいいケーキだ。」…
…「‥‥。」…
…「お前‥ほんと、あの子に感謝しろよ?」…
…「あの子?」…
…「ほら例の‥味見役してくれてる女の子だよ。」…
『薫る花は凛と咲く』杏子と圭一郎の物語です。
♦創造性は繊細な花のようで、褒める事で、花開く
では、具体的な仕事の場面を想定して、褒める事を、実践してみましょう。
①人格の階層:「あなたがいてくれる事で、チームの雰囲気が違う。あなたの存在が、皆に安心感を与えてくれる。」
②価値観の階層:「あの判断は、お客様目線を大切にしているあなたらしい選択だった。そこがブレないのが、あなたの素晴らしい所。」
③能力の階層:「対応力が高くなってきた。あの場面で冷静に動けたのは、あなたに確かな実力があってこそ。」
…「半年前くらいか?話に出てきたのは。それからだもんな、さらに熱中するようになったのも、劇的な変化が出たのも。」…
…「で?で??その子とは、どーなんだよオイ。」…
…「‥?どうとは?」…
…鈍感野郎が‥「まっそれはいいわ。とにかく‥俺の言った通りだったろ。周りの人と深く関わって、ちゃんと知れって。それがお前に一番必要なものだったからな。」…
…今から半年程前、高2の冬くらいに言われた…
…「圭一郎、お前もっと人と関われ。同級生と遊んで、飯食ったり、好きな子とデートしたり。そういうことも経験しないと、美味いケーキは作れねぇよ。」…
…何でそれが必要なのか、当時はわからなかった…
…人と全く関わらない訳じゃない。ただ、関係を深めるより、ケーキ作りを優先することが多かっただけ。その方が楽しかったから…
…感情を表に出すのも、作り笑いすらも苦手で、きっと周りにはつまらないやつだと思われてきただろうけど、それで困ったこともなかったし、特に気にしたこともない…
…それに必要があれば、自分からいく。おじさんの言葉の意味が分からなかった時も、ヒントが欲しくて、家庭科部の顧問や部員に味見役を頼んだこともあった…
…「美味しかったわよ~。」…
…結局はそう言われて、その時も分からず終いだったが、だからなのか…
…「あれっ!?今日も開いてる‥!こんにちは!」…
…「‥ふ、ふつう‥。」…
…あの顔は新鮮で、なんだか嬉しかったんだと思う…
『薫る花は凛と咲く』杏子と圭一郎の物語です。
♦人の噂話をするよりも、褒めることを選びなさい
④行動の階層:「あの時すぐにお客様に声を掛けた判断は、良かった。スピードとタイミングが素晴らしかった。」
⑤環境の階層:「良いタイミングで動けたのは、チーム体制やスケジュールの組み方が、上手くかみ合ったから。」
いかがでしょうか?
同じ褒めるでも、どの階層で、褒めるかにより、褒められる方の自己肯定感は、大きく変わる事が理解出来たのではないでしょうか?
あなたなら、①人格②価値観③能力の階層で褒められたいですか?
それとも、④行動⑤環境の階層で褒められたいですか?
この続きは、また日程。