松下村塾への疑問
久坂玄瑞、高杉晋作、木戸孝允、山縣有朋、伊藤博文等、多くの革命家や後の総理大臣、陸軍大将等の優秀な人材を同時期に何人も輩出した松下村塾。
西郷隆盛、大久保利通、川路利良、村田新八、大山綱良等、多くの志士や後の内務卿、大警視等の優秀な人材を同時期に何人も輩出した加治屋町の郷。
幕末維新を語る上で欠かせない人物を何人も輩出し、教育の手本とすべきと現在でも尊敬の念を集めています。
しかし、本当にそうなのでしょうか。
私には、異なる見方があります。
明治維新を成功させた薩摩・長州は、自らの国の者を贔屓して、出世させたり、役職を与えます。
これにより、特に能力に長けた訳でもないにも関わらず、後の世に名を残した人物が多くいるように感じます。
もちろん、松下村塾や加治屋町の郷に同時期にこれだけの人物が集結した事と、時代が人物を必要としていた事の2つの奇跡が重なったことに異論はありません。
しかし、松下村塾や加治屋町の郷を全ての手本とする必要はなく、疑問を投げかけるこも必要であると感じています。