殉死

 先日、表参道からの帰り、乃木坂に行きました。 乃木坂駅の前に、乃木邸と乃木を祀る乃木神社がありました。  乃木坂という名称も、乃木希典由来です。 私は、何故乃木がこのような高い評価をされているのか不思議です。  乃木といえば、日露戦争二〇三高地侵略のために、指揮をとった陸軍大将です。 しかし、乃木には戦略が欠けていました。ただ、突っ込むだけの戦略により、1万人以上の日本兵を失いました。  指揮官を児玉源太郎に交代すると、1日で二〇三高地を奪うことができました。 これにより、日本軍は旅順を落とすことができ、日露戦争終結に向かうことができました。  もちろん、作戦を立てるのは参謀のため、乃木1人の責任ではありません。 しかし、乃木に戦略を立てる能力があれば、犠牲者を減らすことができたことでしょう。  このような乃木が何故、日本人に称えられるのか不思議です。 明治天皇崩御の日に、夫婦で自殺を図った乃木がこの後日露以上の戦争に突入する日本軍にとって利用価値があっただけのような気がします。