猫から学ぶ空気を読まない勇気
猫は相手に自分の気持ちを悟らせないことができます。
この能力により、ネコ科は生態系の頂点に君臨しました。
ネコ科の動物はライオンを除き、単独で暮らし、狩りをします。
しかし、ライオンやオオカミのようなイヌ科の動物のように群れで狩りをした方が成功率が高くなりそうです。
ネコ科はコミュニケーションが苦手なのでしょうか。
決してそのようなことはありません。
ネコ科の動物は、「自分の思考や行動を相手に悟らせない」ことが可能です。
ネコ科の動物の狩りは、狩りをする寸前までまるで獲物に気づいていないような、あるいは全く興味のないような振る舞いをします。
その後、急に飛び掛かり、狩りを成功させます。
素知らぬ振りをしていても、実は獲物に気づいており、頭の中で様々な計算をしています。
このように、獲物の先を読み行動する一方で、自分の意図を相手に読まれないようにすることで、ネコ科は生態系の頂点に君臨しました。
「相手の気持ちを読み取りながら、自分の考えは悟らせない」というのはネコ科の最大の特徴といえます。
基本的に眼球も動かさない為、どこを見ているのかすら周囲にはわかりません。
同様に、猫は人間の言ったことは理解しているように見えますが、そんな気配は微塵も感じさせず、マイペース・マイルールの中を生きています。
相手の気持ちに気づいていてもあえて無視ということも日常茶飯事です。
飼い猫をいくら呼んでも出てこない背景にはこのような猫の特性がありました。
「相手の思考は読みつつも、自分の思考はしっかり隠す」これこそがネコ科の本能的な強さであり、生き延びる能力です。