「や。」
「うっわ。ざけんなよ。最悪だよ。」
「失礼だな。人の顔を見るなり。」
「生徒に言っちまったじゃねーか。死ぬときは独りだって。頼むから俺の妄想であってくれよ。」
「いいじゃないか、どっちだって。」
「よくねーよ。父親のことも‥。まぁそっちは硝子に頼んだしいっか。」
『呪術廻戦』五条悟の物語です。
♦子どもに必要なのは正解ではなく、違いに出逢っても安心出来る経験である
福岡に旅行に行ってきました。
☆歴史と大陸文化の交差点
★武と商と遊のバランス
☆堅すぎず、軽すぎない
福岡は、多様性が自然体で存在する都市です。
これは、福岡という地が、外交・交易の窓口であると同時に、国の守りの最前線にあるという地理的・歴史的背景が作り出したものです。
私は「旅行×インターナショナル保育園」が、子どもが多様性耐性を自然に身につける為の、最強の組み合わせであると考えています。
0~6歳の時期は「非認知能力の土台」が作られる臨界期です。
※臨界期:ある刺激が与えられた時に、その効果が最もよく現れる限られた時期
①自己肯定感:自分は安全・価値があるという感覚
②情動調整力:不安・怒り・喜びを扱う力
③好奇心・探求心
④柔軟性・適応力
⑤レジリエンス:回復力
⑥他者信頼・社会性
これらの非認知能力は教えるものではなく、体験の質により、形成されていきます。
ー旅行が「非認知能力の土台の臨界期」に与える影響ー
旅行は、非認知能力の最も優れたトレーニングになります。
☆安全基地を持ったまま未知に触れる事が出来る
★五感と感情を同時に動かす
☆小さなストレスと成功体験を繰り返す
旅行は、子どもにとって、上記3つの体験を常に繰り返す体験となります。
「どうだった?呪いの王は。」
「いやマジでつえーわ。しかも、宿儺は全力出し切ってねえってんだから。」
「ちなみに恵の十種(とくさ)がなかったとしても、勝てたか怪しい。」
「君にそこまで言わせるとはね。」
「ちょっと申し訳なさすら感じるよ。」
「?」
「孤高の侘しさは、誰よりも共感できるつもりだ。」
『呪術廻戦』五条悟の物語です。
♦旅行は場所を変えるが、子どもの中では、世界の前提を変えている
では、具体的に、どのように非認知能力が育つのでしょうか?
①自己肯定感
ー旅行は子どもに「出来た自分」ではなく「出来なくても大丈夫な自分」を残していくー
♧仕組み
☆親と一緒に知らない場所に行く
★不安→確認→安心を繰り返す
♧脳内で起きている事
☆偏桃体(不安を司る)と前頭前野(安心・安全を司る)の連携が強化
★「不安=危険」ではなく「不安があっても大丈夫」という記憶が残る
♧結果
☆自我が「恐れ」ではなく「安全」の上に成り立つようになる
★新しい事に挑戦出来る子供になる
②情動調整力
ー泣いた後に戻れる経験が、感情を扱える脳を育てるー
情動調整力とは、感情を出さない事ではなく、感情が暴れても、元に戻る神経回路を育てる事を言います。
♧仕組み
☆眠い・疲れ
★思い通りにならない
☆予定変更
♧脳内で起きている事
☆0~6歳は偏桃体(不安を司る)が前頭前野(安心・安全を司る領域)より圧倒的に優位
★親の声・表情・トーン等が、子どもの前頭前野の代行になる
☆感情爆発→共感・安心→落ち着くという事を繰り返す事で、偏桃体と前頭前野の神経回路が太くなる
重要なのは、感情が出る事自体ではなく、その感情を「受け止めて貰い、回復する体験」にあります。
♧結果
☆「感情=抑えるもの」ではなく「感情=出しても戻れるもの」になる
★癇癪が減る
☆立ち直りが早くなる
③好奇心・探求心
ー好奇心は教えられない。好奇心とは、安心した脳が勝手に動き出すものであるー
好奇心とは「未知=危険」ではなく「未知=近づいていい」と脳が判断している状態の事を言います。
♧仕組み
☆どうして?
★何これ?
☆見たことがない
旅行は、正解のない世界です。
♧脳内で起きている事
☆偏桃体(不安を司る)が安全と判断している
好奇心は、安心の上に成り立ちます。
好奇心は、自我が安全の上に成り立っているからこそ、生じる副産物なのです。
★ドーパピンが静かに立ち上がる
未知のものを見た瞬間、側坐核(行動を司る)等が活性化し、ドーパミンが分泌されます。
ここが重要ですが、ドーパミンは元来「報酬を得た時」ではなく「知りたい」「分かりたい」という時に、最も出るものです。
旅行は「好奇心・探求心=報酬」という脳の回線を繋げるのに最適な体験です。
☆海馬が覚える準備をする
ドーパミンは、海馬の可塑性を高める効果があります。
これにより、記憶の定着が図られるのです。
好奇心・探求心がある状態の学びは、学習効率が何倍にも跳ね上がります。
♧結果
☆学習意欲の土台が育つ
★「やらされる勉強」ではなく「知りたい子」に育つ
この続きは、また日程。