私は「旅行×インターナショナル保育園」が、子どもが多様性耐性を自然に身につける為の、最強の組み合わせであると考えています。
0~6歳の時期は「非認知能力の土台」が作られる臨界期です。
※臨界期:ある刺激が与えられた時に、その効果が最もよく現れる限られた時期
①自己肯定感:自分は安全・価値があるという感覚
②情動調整力:不安・怒り・喜びを扱う力
③好奇心・探求心
④柔軟性・適応力
⑤レジリエンス:回復力
⑥他者信頼・社会性
これらの非認知能力は教えるものではなく、体験の質により、形成されてくものです。
「どうだった?呪いの王は。」
「いやマジでつえーわ。しかも、宿儺は全力出し切ってねえってんだから。」
「ちなみに恵の十種(とくさ)がなかったとしても、勝てたか怪しい。」
「君にそこまで言わせるとはね。」
「ちょっと申し訳なさすら感じるよ。」
「?」
「孤高の侘しさは、誰よりも共感できるつもりだ。」
『呪術廻戦』五条悟の物語です。
♦違いは、教えなくていい。違いの中で、安心して一緒にいられればいい
子どもと旅行に行く時のお勧めは、振れ幅がある場所に行く事。
具体的には、ママの行きたい場所・パパの行きたい場所・子どもの行きたい場所、どれか1つだけではなく、それぞれの行きたい場所に行く事です。
①福岡市博物館:刀剣を観る為
②ダンダダン原画展
③アンパンマンミュージアム
家族でも好きなもの・大切にしている世界・心が動くポイントは違うという体験。
そして「どれも正解で、どれも否定されていない」という構造。
☆好きなものは、人それぞれ
★年齢・立場で優劣はない
☆家族の中でも価値観は、違っていい
それでも、一緒に移動する・一緒に迷う・一緒に笑う事は、子どもに「違いがあっても関係は壊れない」という体験を重ねさせる事が出来ます。
これは、多様性耐性の核が、自然に入っている構造です。
この体験は、インターナショナル保育園で育つ「安全の上に成り立つ自我」の完成形に近い体験となります。
①刀剣:価値観・歴史の多様性
②ダンダダン原画展:表現・解釈の多様性
③アンパンマンミュージアム:感情・発達段階の多様性
この3体験は、それぞれ別の次元で、多様性を体験出来ます。
この「ズレた3体験」が、同時に存在する事が、最大の教育効果となります。
「孤高の侘しさは、誰よりも共感できるつもりだ。」
「みんな大好きさ。寂しくはなかった。でも、どこかで人としてというより、生き物としての線引きがあったのかな。」
「‥‥。」
「花を咲かせることも、愛でることもできる。でも、花に自分を分かってほしいなんて思わないだろ。」
『呪術廻戦』五条悟の物語です。
♦旅行は視野を広げるのではない。世界は、最初から広かったと思い出させてくれる
①刀剣:価値観・歴史の多様性
♧無意識に体験している事
☆何百年も前の価値が、現在も大切にされている
★強さ・美しさ・誠実さの基準は、時代で異なる
☆「役に立つ」以外の価値がある
☘多様性耐性への影響
☆現在の常識が、絶対ではないと知る
★違う時代を生きた人を想像する力が育つ
☆自分と異なる価値観を理解しようとする姿勢が育つ
結果、世代・文化差に耐えられる土台を作る事が出来ます。
②ダンダダン原画展:表現・解釈の多様性
♧無意識に体験している事
☆世界観は、人により異なる
★世界は、正解・間違いの二択ではない
☆不気味・下品でも、面白いと感じていい
☘多様性耐性への影響
☆わからないを、拒絶しなくなる
★好きの違いを、否定しなくなる
☆曖昧さ耐性が、身につく
結果、多文化・チーム・創造性環境に強くなる土台を作る事が出来ます。
③アンパンマンミュージアム:感情・発達段階の多様性
♧無意識に体験している事
☆わかりやすい正義と安心
★助け合う事の気持ちよさ
☆小さい世界も大切にされている
☘多様性耐性への影響
☆幼い価値観も、尊重される体験
★弱い存在が守られる世界観
☆共感の基礎が安定する
結果、排除しない土台を作る事が出来ます。
♦世界は、1つの価値観でできていない。だから、家族も1つである必要はない
ー3つの体験を横断した時に、決定的な学びが生まれるー
①刀剣:静・重・伝
②ダンダダン:動・混・複
③アンパンマン:優・単・安
この3体験は、互いに矛盾しています。
しかし、子どもは、下記のように学びます。
☆どれか1つに決めなくていい
★全部あっていい
これが多様性耐性の核心です。
ーわからないものがあっても、世界は壊れないという体験が、子どもを強くするー
☆刀剣は、難しい
★ダンダダンは、刺激が強い
☆アンパンマンは、子ども向け
それでも
☆家族は、一緒
★思い出は、1つ
☆旅行は、楽しい
違和感と安心が、同時に存在出来る。
この体験が、将来の不安耐性・対人耐性を作っていきます。
ー違和感と安心という体験を積み重ねた結果が、将来、静かに現れるー
この構造で育った子どもは、下記のような前提認知を、獲得します。
☆意見の違いを、人格否定にしない
★理解出来ない=拒否にならない
☆立場・年齢・文化の違いに、配慮が出来る
★自分の好きを、大切にする事が出来る
これは、教育の結果、獲得出来るものではありません。
そのような環境に浸かった結果、獲得出来るものです。