線を味わう

 22歳の時に井上雄彦「最後のマンガ展」に行った時、線の美しさに感動したことを覚えています。  言うまでもなく、マンガの絵は、1本1本の線により、描かれています。  クールジャパンの最大の輸出品は、マンガです。  アニメイトでは、国籍問わず、多くの海外の人がお目当てのキャラクターのグッズを嬉しそうに買い占めています。  海外にも、マンガはありますが、日本のマンガとは物語、登場人物の魅力、絵の技量等、大きく異なります。  そして、海外のマンガはカラーです。  日本のマンガは、モノクロです。  日本人は、線にニュアンスを感じます。  外国人は、面にニュアンスを感じます。  日本人は、絵巻物・水墨画・浮世絵・マンガと1,000年以上に渡り、線で物語を語ってきました。  1,000年かけて作られてきたDNAが日本のマンガを支えています。