習慣は第二の天性なり9

 

 

 「よし!じゃあ、これから前祝でパァーッと行こう。パァーッと!」

 「俺この後休んでから、軽くトレーニングだ。ごめん!」

 

 「そんなちゃんとやってて、疲れない?」

 「?疲れない!よく休んでるから!」

 「そうじゃなくて‥息苦しくない?ってこと。」

 「?」

 「‥‥。」

 

 「なるほど。バレーは、俺にとって仕事だけど、ショーヨーには趣味って感じだな。」

 「趣味‥。」

 「本気じゃないとかではなくてね。」

 

 

 

ハイキュー】武田一鉄「今この瞬間もバレーボールだ」 : ねいろ速報さん

 

  『ハイキュー』エイトールと日向の会話です。

 

 

 

 

  ♦無意識で行動している習慣にも、モチベーションが働いている

 

 朝起きてから、学校や仕事に出掛けるまでの身支度は、やる気を持って取り組まなくても、習慣として行われます。

 そこには、報酬や罰は存在せず、目標を意識する事もありません。

 ただ、何らかの行動が生じているという事は、そこには大なり小なり、モチベーションが存在しています。

 

 近年、モチベーション研究の分野において、注目されているのが「習慣」です。

 「習慣」には、潜在的なモチベーションが関わっているとされています。

 

 

  ☆システム1

  ★システム2

 

 人の思考には、意識せずに自動的に素早く働く「システム1」と、意識の下で複数の記憶・経験等を組み合わせて緻密かた慎重に行動を判断して働く「システム2」があります。

 この2つのシステムには、必要に応じた役割分担があります。

 これを行動経済学者のダニエル・カーネマンは「思考の二重プロセス理論」と名付けました。

 

 

 

 

 「‥爪をいっっっつも完璧に整えてたりとか、毎日バレー日誌をつけたりとか、練習も、トレーニングも、生活みたいにやるかんじ?」

 「!そうそう!飯食うみたいな。多分、努力じゃないんだ。本人にとっては。」

 

 「‥でも、俺は、メシかトレーニングなら、メシを選んでしまう‥!」

 「そもそも、そこは天秤にかけるやつじゃねえから。愛車をピカピカに磨くみたいなバレーだな。」

ハイキュー!!】長くて、最高のエピローグ【少年ジャンプ感想】 | 喫茶リアクターエンジン

 

  『ハイキュー』日向とエイトールの会話です。

 

 

 

  ♦人の行動を司る2つの思考

 

 「システム1」には、直感・印象・経験等が含まれ、限られた情報から、概ね適切な判断を行います。

 「システム2」には、時として間違う「システム1」をチェックして、修正する役割があります。

 

 人の情報処理能力には、限界があります。

 日々の生活で出会う事全てに関して、緻密に考えていたら、時間と労力が、いくらあっても足りません。

 そこで「システム1」のみで行動する事が出来るよう「習慣」を作り、緻密に考えなくても、行動出来るようにする仕組みが、人には備わっているのです。

 

 「習慣」で行う意思決定に、関わっているものは、何でしょうか?

 「習慣」で行う意思決定に関わっているのは「過去の成功体験」です。

 「過去の成功体験」が、あなたの「習慣」を作っています。

 

 

 

 

  ー梟谷学園ー

  ー春の高校バレー全国大会 決勝敗退ー

 

 「すまん‥!最後‥っ俺のトスが短かったっ‥!!」

 「あのボールをトスにできるのが、お前のスゴいとこ。俺は、それを決めなきゃいけないのに、どんなボールも打ちきるのが、普通のエースなのに‥!」

 

 …「自分を責めないでくれ」と言えなかった。この人には、言いたくなかった。全部ひっくるめて「エース」の人だったから…

 

 「‥お前には、本当に‥本っっっ当に手を焼いたけど、お前と同じチームじゃなきゃ、センターコート(この景色)は、見られなかった。俺は、超ラッキーだ。」

 「‥お前‥がんばれよ。超がんばれよ‥!!めちゃめちゃめっちゃ応援してっからな。だだのエース!!」

 

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  『ハイキュー』梟谷学園の回想です。

 

 

 

 

  ♦やる気は筋肉と同じで、使い過ぎると、疲労する

 

 モチベーションを維持するのに必要な意志力は、筋肉と同じように、使い過ぎると疲労してします。

 意志力も、有限なのです。

 

 

  ①クッキーを好きなだけ、食べていいと伝えたグループ

  ②クッキーを我慢し、代わりに大根を食べるように伝えたグループ

 

 上記2つのグループに、絶対に解く事が出来ないパズルに取り組んで貰い、ギブアップするまでの時間を測定して実験があります。

 

  ①19分

  ②8分

 

 ①クッキーを食べたグループが、ギブアップするまでの時間は、19分でした。

 これに対し、②クッキーを我慢したグループが、ギブアップするまでの時間は、8分でした。

 

 目の前にあるクッキーを我慢したグループは、その事に有限の意志力を消費してしまい、パズルに取り組みモチベーションを維持出来なかったと考えられます。

 また、意志力は、筋肉と同じように鍛える事が出来ますし、休めば回復します。

 

 

 

  一つ、背中で味方を鼓舞するべし

  一つ、どんな壁も打ち砕くべし

  一つ、全てのボールを打ち切るべし

 

 …梟谷(みんな)!!普通になった俺を見てくれ!!!!

 

ハイキュー!!】392話 感想...木兎やばい : ねいろ速報さん

  

  『ハイキュー』エースの心得です。

 

 

 

 努力が必要な事でも、繰り返すうちに「習慣」となり、意識せずに行動出来るようになれば、意志力の消耗を減らす事が出来ます。

 このスキルは、トレーニングにより、身に付ける事が出来ます。

 

 「習慣」を味方につける事。

 長い戦いである人生における、必須のスキルです。

 

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