老害を知る

 堀江さんと西野さんの共著『バカとつき合うな』に自分は老害にならないと思っているバカという項目があります。  私は、老害とは年齢のことではないと考えます。  老害とは、「自分の考えが古いかもしれない。」というリスクを考えることができるか、できないかであると思います。  つまり、31歳である私自身もリスクを考えなければ老害になる可能性があるのです。  自分では思いつかないような新しい話をされた時に受け入れることも老害を避ける1つの方法です。  ゴーン逮捕もゴーン自身が老害であることを知ることができなかったことが根底にあるように思います。  倒産危機にあった日産をV字回復させたことは、ゴーンの功績です。ここは、称賛すべきであると思います。  しかし、ゴーンは日産が安定成長をしている時まで、20年近く会社のトップであることに固執しました。  安定成長している会社に、革命家は必要ありません。  幕末長州の革命家高杉晋作も「苦難はともにできるが、富貴はともにできない。」と後の世に言葉を残しています。  自身の成功は、老害になっていることをゴーンを知るべきでした。  ゴーンが老害のリスクを考えることができれば、自身の進退に対し、異なる選択ができたのではないかと想像できます。  自身の築き上げたことを捨てる、もしくは譲ることも老害を避ける方法の1つです。  常に新しいことに取り組めば、考え方が古いままではいられないからです。  老いは誰にでも平等に訪れます。  老害にならないために、自身でリスク回避の方法を構築する必要があるように感じます。