胡蝶の夢

 

 

 

  ♦映画の歴史は、鬼滅以前、鬼滅以後に分かれる

 

 

 11月16日『鬼滅の刃無限城編』が、世界興行収入1,000億円を超えました。

 

 これは、日本映画史上初の快挙です。

 

 

鬼滅の刃】無限城編第一章、第4弾ビジュアル解禁!視聴勢からも「リピートしたくなる」反響 | オタク総研

 

 

 日本での興行収入が379億円である為、日本以外の海外における興行収入が621億円となっており『鬼滅の刃』否、日本アニメに、全世界が魅了されている事を知る事が出来ます。

 

 私が子どもの時には、映画=ハリウッドという世界観でした。

 

 しかし、これからの時代は、映画=日本のアニメに変わっていきます。

 

 

 日本のアニメは、ハリウッドを凌駕してきています。

 

 

 

 

 

  …幸せの道は、ずっとずっと遠くまで続いているって思い込んでいた…

 

鬼滅の刃 第143話「怒り」感想・考察

 

  …破壊されて初めて、その幸福が薄い硝子の上に乗っていたものだと気づく…

 

  『鬼滅の刃』胡蝶しのぶの脳内言葉です。

 

 

 

 

 

  ♦人は、忘れる為に夢を見る

 

 

  ーあなたは、朝、目覚めたばかりのベッドで意識が、まだはっきりしないー

 

  ーさっきまで、見ていた夢の感覚が、身体や心に纏わりついているように感じるー

 

  ー「あれ?今の夢、すごくリアルだった‥」ー

 

 

 あなたにも、こんな経験はありませんか?

 

 私は、夢を記憶している方なので、このような事がよくあります。

 

 

 

  ★夢の中では別の場所にいて、昔の友人と話をしていた

 

  ☆夢の中では、空を飛んでいた

 

  ★夢の中で敵に追われているにも関わらず、足が重くて走れない

 

 

 

 しかし、目を開けると、いつもの天井が見えます。

 

 不思議なのは、どちらがより「本当」なのか、一瞬わからなくなる事です。

 

 

 夢の中の自分も、確かに自分でした。

 

 感情も、思考も、全てリアルでした。

 

 それにも関わらず、それは「ただの夢」として片付けられてしまいます。

 

 

  ー若しかして、今のこの現実も、夢の中なのかも?ー

 

 

 このように感じた事は、ありませんか?

 

 

 

 

 

  「つらいも何もあるものか。私の姉を殺したのはお前だな?この羽織に見覚えはないか?」

 

胡蝶しのぶ」のアイデア 16 件 | 胡蝶, しのぶ イラスト, 滅

 

 

 

  『鬼滅の刃』胡蝶しのぶの言葉です。

 

 

 

 

 

  ♦未来は夢に掛かっているのだから、眠りなさい

 

 

  ー若しかして、今のこの現実も、夢の中なのかも?ー

 

 

   ☆楽しい夢から目覚めた時の喪失感

 

   ★悪夢から目覚めた時の安堵感

 

 

 どちらも、夢と現実の境界線上で感じる、独特の感覚です。

 

 

 この朝の不思議な体験を、2,400年前の中国である哲学者が、深く洞察していました。

 

 

 

 古代中国の思想家である荘子は、道家思想の大成者として知られ、自由奔放な発想で世界の本質を問いた人物です。

 

 荘子の残した最も有名な話が『胡蝶の夢』です。

 

 

 

  ーある日、荘子は、夢を見ましたー

 

  ー夢の中で、自分が1匹の蝶となり、花から花へと、自由に飛び回っていますー

 

  ー完全に蝶になりきって、自分が荘子である事等、忘れていましたー

 

 

 

 やがて、夢から覚めると、そこには荘子がいました。

 

 しかし、荘子は、考えました。

 

 

 

  ー私は荘子として蝶になる夢を見たのか?それとも私は蝶で、今荘子になっている夢を見ているのか?ー

 

 

 

 いかがでしょうか?

 

 私は、この荘子の問いには、答えがないと考えています。

 

 

 

 

 

  …そう私、怒ってるんですよ。炭次郎君…

 

  …ずっとずーっと怒ってますよ…

胡蝶しのぶ」のアイデア 150 件 | きめつのやいば イラスト, 胡蝶, しのぶ イラスト

 

  …親を殺された。姉を殺された。カナヲ以外の継子も殺された…

 

  …あの子たちだって、本当なら今も鬼に身内を殺されていなければ、今も家族と幸せに暮らしてた…

 

 

   『鬼滅の刃』胡蝶しのぶの脳内言葉です。

 

 

 

 

 

 

  ♦我々は起きている時間に夢を見て、夢の中で歩き回る

 

 

 荘子の思想の核心は「万物済同(ばんぶつせいどう)」にあります。

 

 「万物済同」とは、全てのものは本質的に等しく、優劣や真偽の区別は、人が勝手に作り出したものであるという考え方です。

 

 

 夢と現実も、同じです。

 

 私達は「現実が本物、夢は偽物」と決めつけています。

 

 

 しかし、これは本当でしょうか?

 

 

 夢の中で感じた喜びや悲しみは、本当に感じたものです。

 

 夢の中で考えた事も、本当に考えた事です。

 

 

 このように考えると「現実が本物、夢は偽物」と言い切れなくなります。

 

 

 

 この続きは、また夢の中で。